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「体調が万全じゃないのに…アメージングだ」緊急登板の大谷翔平を同僚フリーマンが称賛 一方で地区最下位相手に4連敗は猛省「どうにかしなければ」

THE DIGEST編集部

2025.09.06

緊急先発した大谷。気迫の投球に同僚から称賛が上がった。(C) Getty Images

緊急先発した大谷。気迫の投球に同僚から称賛が上がった。(C) Getty Images

 現地9月5日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、敵地でのボルティモア・オリオールズ戦に「1番・投手兼DH」としてスタメン出場。試合前にタイラー・グラスノーが登板を回避したため、急きょ先発マウンドに上がると、最速101.5マイル(約163.3キロ)をマーク。4回途中3安打無失点、5三振1四球の熱投を見せた。

 初回を三者凡退に抑えると、続く2回は安打と暴投で2死二塁のピンチを招く。しかし、空振り三振で切り抜けた大谷は3回2死一、二塁の場面でも相手打者を投ゴロに仕留めて無失点投球を継続する。

 二塁打と暴投で無死三塁となった4回には、そこから二者連続空振り三振を奪取。ここで球数が70球に達し、投手交代となった。
 
 二刀流スターの活躍には、同僚も賛辞を惜しまない。なかでもこの日、今季19号ソロを含む4打数2安打と躍動したフレディ・フリーマンは、地元放送局『SportsNet LA』などの取材のなかで、「1、2イニングを投げれば、もう彼はヘトヘトだ。蒸し暑いし、まだ体調も万全じゃない。それでも持てる力の全てを尽くしてくれた」と、大谷の投球内容を振り返っている。

 その後も称賛の言葉を繰り返した35歳のベテランは、「ショウヘイはアメージングなことをやっている。今日も100~101マイルを投げていた。彼の引退まで言い続けるだろう。ショウヘイはユニコーンだ」と絶賛の言葉。「本当に素晴らしい投球だ。4回途中の降板まで、全ての力を出し尽くしてくれた」と気迫あふれる投球に敬意を示した。

 その一方で、チームの実状には反省せざるを得ない。ア・リーグ東地区最下位チームにサヨナラ負け(●1対2)を喫し、泥沼の4連敗となった。「ただ単純に良いプレーができていない。投手陣が素晴らしい一方で、打撃陣が良くない。この状況を早急にどうにかしなければならない」と元MVPプレーヤーは分析。あらためてチーム一丸での戦いを強調した。

 なかなか投打が噛み合わないドジャース。今後の戦いでどう課題を修正していくのか。常勝軍団の巻き返しに期待したい。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】地区最下位相手に悪夢のサヨナラ負け…4連敗招いた左腕スコットにLA記者辛辣「ドジャース史上最悪のリリーフ契約」「ひどいミートボールを投げ続けている」

【動画】大谷翔平が緊急登板!気迫のピッチング
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