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「惨めな気持ちだ」「人生最悪の年」サヨナラ満塁被弾のド軍スコットが落胆… 直近5戦3度目の一発献上に沈痛な思い「もう、うんざりだ」

THE DIGEST編集部

2025.09.13

サヨナラ満塁弾を浴びたスコット。試合後は落胆の表情で取材に応じた。(C) Getty Images

 まさに悪夢だ。

 現地時間9月12日(日本時間13日)、ロサンゼルス・ドジャースの救援左腕タナー・スコットは、敵地オラクル・パークで行なわれたサンフランシスコ・ジャイアンツ戦の延長10回にサヨナラグランドスラムを被弾。チームの連勝も4でストップし、試合後には本人が強いフラストレーションを滲ませている。

 
 1対1の10回裏、1死三塁からマウンドに上がったスコットだが、6番イ・ジョンフに四球、7番ケーシー・シュミットに申告敬遠を与えると、続く8番パトリック・ベイリーには、1ボールから投じたフォーシームを完璧に捉えられ、これが左中間席への一発に。被弾するのは、これが直近5戦で3度目だ。

 敗戦後、地元局『SportsNet LA』などの囲み取材に応じたスコット。「ひどい失投をし、それで試合を落としてしまった。もうこんなことが起きるのはうんざりだし、惨めな気持ちだ」と話し始め、「クセなのか何なのかわからないけど、相手が全ての球に対応してきた。最悪だ」と沈痛な思いを口にしている。

 また、「クセが出ていたのかもしれない」「人生最悪の年を送っている。もっと良くならないといけない」と悲愴感を漂わせたドジャースの守護神。「とにかく前に進むしかない。次の日に気持ちを切り替え、次の試合に勝つことだけを考え、あまり考えすぎないようにする」と懸命に視線を今後の戦いへ向けていた。

 今季からドジャースに加入し、54試合で1勝3敗、8ホールド21セーブをマークしているスコット。これで防御率は5.01だ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】またもスコットが被弾! ドジャースが敵地でサヨナラ負け
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