後半戦の不振により、9月5日にマイナー降格が命じられたニューヨーク・メッツの千賀滉大。調整のために戦列を離れた日本人右腕が同12日、降格後最初の実戦マウンドに登った。上々のピッチングを披露したことで、早くもシーズン最終盤でのメジャー復帰へ向け、期待が大きく膨らんでいる。
メジャー公式サイト『MLB.com』が9月13日のトピックにおいて3Aのマウンドに登った千賀の投球内容や、各スタッツを伝えている。
同メディアは、「センガはわずか74球(ストライク52球)でウースター(レッドソックス傘下)打線を料理。散発の3安打、四球はゼロ。奪った8三振のうち6つは代名詞の『ゴーストフォーク』で、7種類の持ち球を巧みに織り交ぜて打者を封じた」とレポート。
そのうえで、この先のメジャー復帰へのプランにも言及しており、「球団の計画では、センガはトリプルAで2試合登板した後、レギュラーシーズン終了前にメッツで1~2試合先発復帰する可能性があるとされている」などと説明。続けて、「ただし、その計画はマイナーでの内容次第で柔軟に変わる見込みだ。数字上は、金曜(12日)の登板は大きな前進に見える」と綴っている。
同メディアは、今季ここまで前半戦での7勝にとどまっている千賀に対し、7月の太腿の故障、負傷者リスト入り以降の不振が、「メッツの堅固だった先発ローテーション崩壊の主因だ」などと主張。また、日本人右腕の復調が現在のチームに不可欠であるとも説いており、「メッツが切実に求めているのは、かつてのエース級のセンガだ。金曜の試合開始時点で、ニューヨークはナ・リーグのワイルドカード最後の枠をめぐり、レッズとジャイアンツにわずか1.5ゲーム差のリードを持つのみ」として、チームの低迷ぶりを強調する。
さらには、「先発ローテーションの苦戦は周知の通りで、そのことがレースをさらに接戦にしている」と指摘しながら、「メッツの先発投手陣はオールスター後の防御率が5.10とメジャーで7番目に悪い数字に沈んでいる」などと現在の窮状を訴えている。
9月半ばを迎えても黒星が並ぶなど、ラストスパートで足踏みが続いているメッツ。やはり、日本人エースの万全での復帰が必要であることは言うまでも無い。そして千賀は今度こそ、チームの救世主となる働きを見せなければならない。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】3Aの打者を寄せ付けず! 千賀滉大が奪三振ショーで魅了
メジャー公式サイト『MLB.com』が9月13日のトピックにおいて3Aのマウンドに登った千賀の投球内容や、各スタッツを伝えている。
同メディアは、「センガはわずか74球(ストライク52球)でウースター(レッドソックス傘下)打線を料理。散発の3安打、四球はゼロ。奪った8三振のうち6つは代名詞の『ゴーストフォーク』で、7種類の持ち球を巧みに織り交ぜて打者を封じた」とレポート。
そのうえで、この先のメジャー復帰へのプランにも言及しており、「球団の計画では、センガはトリプルAで2試合登板した後、レギュラーシーズン終了前にメッツで1~2試合先発復帰する可能性があるとされている」などと説明。続けて、「ただし、その計画はマイナーでの内容次第で柔軟に変わる見込みだ。数字上は、金曜(12日)の登板は大きな前進に見える」と綴っている。
同メディアは、今季ここまで前半戦での7勝にとどまっている千賀に対し、7月の太腿の故障、負傷者リスト入り以降の不振が、「メッツの堅固だった先発ローテーション崩壊の主因だ」などと主張。また、日本人右腕の復調が現在のチームに不可欠であるとも説いており、「メッツが切実に求めているのは、かつてのエース級のセンガだ。金曜の試合開始時点で、ニューヨークはナ・リーグのワイルドカード最後の枠をめぐり、レッズとジャイアンツにわずか1.5ゲーム差のリードを持つのみ」として、チームの低迷ぶりを強調する。
さらには、「先発ローテーションの苦戦は周知の通りで、そのことがレースをさらに接戦にしている」と指摘しながら、「メッツの先発投手陣はオールスター後の防御率が5.10とメジャーで7番目に悪い数字に沈んでいる」などと現在の窮状を訴えている。
9月半ばを迎えても黒星が並ぶなど、ラストスパートで足踏みが続いているメッツ。やはり、日本人エースの万全での復帰が必要であることは言うまでも無い。そして千賀は今度こそ、チームの救世主となる働きを見せなければならない。
構成●THE DIGEST編集部
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