嘘のような奪三振リレーだった。
現地時間９月27日、ロサンゼルス・ドジャースは、敵地T-モバイルパークでシアトル・マリナーズ戦に臨み、５対３で逆転勝ち。ポストシーズンに向け不安視されている課題の救援陣が７回から３投手で９者連続三振を奪い、劇的な形で試合を締めくくった。９者連続三振を記録するのは、これが1920年以降、球団史上初の歴史的快挙だ。
３対３の同点で迎えた７回は、４番手ブレイク・トライネンが先頭ランディ・アロザレーナに中前打を浴びるも、そこから圧巻の三者連続空振り三振をマーク。続く８回、５番手アレックス・ベシアも危なげなく三者連続空振り三振を奪い、２点リードの９回には、６番手エドガルド・エンリケスもマリナーズ打線を三者連続空振り三振に斬って取った。 試合後、ドジャースを率いるデーブ・ロバーツ監督は、米カリフォルニア州地元局『SportsNet LA』などの取材に応じ、「素晴らしかった。かなり興奮している。彼らがポストシーズンの匂いを嗅ぎ始め、気迫、集中力も伝わってきた」と救援陣を絶賛。「あとレギュラーシーズン１試合だし、もう準備は万端だ」と充実感をにじませている。
なかでも９月だけで５敗を喫していたトライネンの復調に関しては、「直近２、３回の登板で本当の自信を取り戻し始めたと思う」と称賛のコメント。「何か良いことが起こるのではないかと、彼が試合に出た時は、いつもそう感じている。本当に自分自身への確かな自信を再び築き始めたと思う」と強調し、今夜の堂々たる投球内容を称えていた。
プレーオフを前に光が見え始めているドジャース救援陣。今後の戦いへこの勢いを維持したいところだ。
構成●THE DIGEST編集部
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３対３の同点で迎えた７回は、４番手ブレイク・トライネンが先頭ランディ・アロザレーナに中前打を浴びるも、そこから圧巻の三者連続空振り三振をマーク。続く８回、５番手アレックス・ベシアも危なげなく三者連続空振り三振を奪い、２点リードの９回には、６番手エドガルド・エンリケスもマリナーズ打線を三者連続空振り三振に斬って取った。 試合後、ドジャースを率いるデーブ・ロバーツ監督は、米カリフォルニア州地元局『SportsNet LA』などの取材に応じ、「素晴らしかった。かなり興奮している。彼らがポストシーズンの匂いを嗅ぎ始め、気迫、集中力も伝わってきた」と救援陣を絶賛。「あとレギュラーシーズン１試合だし、もう準備は万端だ」と充実感をにじませている。
なかでも９月だけで５敗を喫していたトライネンの復調に関しては、「直近２、３回の登板で本当の自信を取り戻し始めたと思う」と称賛のコメント。「何か良いことが起こるのではないかと、彼が試合に出た時は、いつもそう感じている。本当に自分自身への確かな自信を再び築き始めたと思う」と強調し、今夜の堂々たる投球内容を称えていた。
プレーオフを前に光が見え始めているドジャース救援陣。今後の戦いへこの勢いを維持したいところだ。
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