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MLB

「勝ちパターンができた」佐々木朗希の“クローザー”起用に元楽天監督が太鼓判も“一抹の不安”を指摘「ランナーを出した時が…」

THE DIGEST編集部

2025.10.04

ポストシーズン初登板で快投した佐々木。(C)Getty Images

ポストシーズン初登板で快投した佐々木。(C)Getty Images

 楽天の元監督で野球解説者のデーブ大久保氏が、自身のYouTubeチャンネルでロサンゼルス・ドジャースの佐々木朗希について語った。

 佐々木は、現地10月1日に本拠地で行なわれたナショナル・リーグのワイルドカードシリーズ(WCS)第2戦シンシナティ・レッズ戦で、4点リードで迎えた9回にポストシーズン初登板。自身にとってMLB初となる“クローザー”の役割を、持ち前の160キロ超の豪速球や鋭く落ちるスプリットを武器に果たす。1イニングを無安打2奪三振無失点で試合を締め、自軍の地区シリーズ進出に貢献した。

 そんな23歳の起用法を、大久保氏は予想外だったと明かす。

「(試合)中盤に1回、肩を作っていたんです。作り終わって、ブルペンで待機している。点差が広がったから、来るのかな。でも、違うピッチャーが行ったので、敗戦(処理)要員とか経験だなって、英才教育をしていると思いました」

「ところが9回、佐々木投手が『もうすぐ行くぞ!』って感じでピッチングし出したので(5月の離脱後、8月から調整登板していた)マイナーからも良いって言われてきた1イニング。1イニングは、すごく良かった。じゃあ、テストをしておこうと(送り出した)」
 
 投げっぷりについては、「ストライクさえ入れば、勝つピッチャーですから。(先発の)5イニングでは、力の加減が非常に難しくてコントロールできなかった。1イニングと思って、ぶん投げていったら自分のスタイルに戻れた」と高く評価。右腕のクローザー起用に太鼓判を押した。

 そして、強敵フィラデルフィア・フィリーズと激突する地区シリーズでの活躍にも期待を寄せる。

「来ましたね、これ。勝ちパターンができましたよ。あとはランナーを出した時が不安ですから、そこがどうなるかは心配ですけど、ランナーを出さなきゃいいわけだから。それぐらいの気持ちで、ベンチは出していく。ランナーを出したら、誰かをつけておけばいいですかね。佐々木投手が行ったら、もう一人ピッチャーをつけておく。すぐ代えられるようにすれば、全然問題なくゲームとして、チームとして成り立ちます」

 ポストシーズンで“クローザー”という重要な役割を与えられる可能性が高まった佐々木は、2年連続のワールドシリーズ王者を目ざすチームで輝けるのか。勝負の地区シリーズは現地4日(日本時間5日)に開幕する。

構成●THE DIGEST編集部

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