現地10月４日、ロサンゼルス・ドジャースはナ・リーグ地区リーグ（NLDS）の第１戦でフィラデルフィア・フィリーズと敵地のシチズンズバンク・パークで対戦。佐々木朗希は５対３で迎えた９回に登板した。

　MLBで初めてセーブが付く場面で登場した佐々木は、先頭打者のJT・リアルミュートから三振を奪う。続くマックス・ケプラーには二塁打を許したものの、後続のニック・カステヤノスをセカンドゴロ、ブライソン・ストットをサードへのファウルフライに抑え、無失点で試合を締めた。

　見事に期待に応えた23歳は、自軍が攻撃中だった９回表１アウトの場面で準備を指示されたと明かす。
  「ちょっとビックリしました。ただ（大谷翔平の四球で）ランナーが１人出て時間はあったので、自分のペースで作りました」

　自身の投球については、「ランナーを出して、一発が出たら同点という怖さはあったんですけど、（ストライク）ゾーンで勝負して。ゼロに抑えられて良かったです」と振り返り、こう総括する。

「思うようにはいかない部分もあったんですけど、何とかゾーンに強い球を投げて、（相手打者を）押し込めたと思います」

　ドジャースは次戦、現地６日にアウェーでフィリーズとの第２戦に臨む。新守護神となりつつある佐々木は「明後日も試合があるので、もう１勝してLAに帰りたいです」と意気込んだ。

構成●THE DIGEST編集部

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