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プロ野球

佐々木麟太郎は「リスクを背負ってでも魅力ある」ソフトバンク城島健司CBOが交渉権獲得にガッツポーズ! 日米どちらも決断尊重も「あなたの力が必要」

THE DIGEST編集部

2025.10.23

米スタンフォード大学の佐々木。ドラフト会議で2球団から1巡目指名され、ソフトバンクが交渉権を獲得した。(C) Getty Images

米スタンフォード大学の佐々木。ドラフト会議で2球団から1巡目指名され、ソフトバンクが交渉権を獲得した。(C) Getty Images

 10月23日、プロ野球のドラフト会議が都内のホテルで行なわれ、スタンフォード大の佐々木麟太郎が横浜DeNAとソフトバンクから1巡目指名を受け、ソフトバンクが交渉権を獲得。城島健司CBOは右手を挙げてガッツポーズを見せた。

 今ドラフトでの指名が可能だったとはいえ、NPB球団から指名されても来年2~6月に開催される同大学の公式戦に出場する考えを持っている佐々木。注目された中、横浜DeNAとソフトバンクが佐々木を1巡目から指名。抽選の末、ソフトバンクが見事に交渉権を引き当てた。

 緊張感ある表情だった城島CBO(チーフベースボールオフィサー)は「(王貞治)会長のプレッシャーが半端なかったので...」と会場の笑いを誘うと、「僕は初めてのドラフトだったので、だいぶプレッシャーをかけられたんですけど、(交渉権獲得の)大役を果たせて良かったです」と安堵。王会長から何かアドバイスを受けたか問われると、「残りくじだから、もう祈れ」と明かした。

 城島CBOは「彼の場合は特殊で来季のアタマからすぐというわけにはいかないですけど、そのリスクを背負ってでも魅力のある選手。ぜひ縁があれば、活躍してもらいたい」と熱いメッセージ。「日本とアメリカ、どちらを選ぶかは尊重してます。ぜひ縁があれば、九州の豪快な野球にあなたの力が必要です。一緒に野球やりましょう」とコメントを残した。
 
 佐々木は花巻東(岩手)時代に史上最多とされる高校通算140本塁打をマーク。2023年のドラフトではプロ志望届を提出せず、卒業後は米国のスタンフォード大への進学を選んだ。

 城島CBOが言う「リスクを背負ってでも魅力ある選手」というのは球界関係者なら誰もが認める逸材。ソフトバンクのラブコールに佐々木の胸中は如何に――。日本でのプレーが実現となるのか注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

【記事】佐々木麟太郎をDeNA、ソフトバンクが1位指名→競合の末、ソフトバンクが交渉権獲得! ファン衝撃「こりゃ驚いた」「意表をついて一本釣り狙ってたが...」

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