10月23日に行なわれたドラフト会議で、ロッテとオリックスが石垣元気（健大高崎高）を１位指名し、ロッテが交渉権を獲得した。彼が一体どんな選手なのかを紹介しよう。

【名前】石垣元気（いしがき・げんき）
【生年月日】2007年８月16日（18歳）
【出身地】北海道
【身長／体重】180cm／78kg
【守備位置】投手
【投打】右投両打
【経歴】健大高崎高

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　コンスタントに150キロを超すストレートを投げ込む超高校級の豪腕。２年時の秋季関東大会で158キロ、今年の夏の甲子園では史上最速タイとなる155キロを計測した。全国制覇を果たした２年春のセンバツでは主に先発を務めたが、同年夏からはコンディションを考慮したためリリーフが中心。甲子園通算戦績は11試合に登板し、42イニングで自責点９、防御率1.93。イニングと同数の42三振を奪っている。

　高出力のストレートだけでなく、カッター、縦のスライダー、カーブ、スプリッターなどを投げ分け、９月に行われたＵ－18ワールドカップでは、スター候補揃いのアメリカ代表をキリキリ舞いさせていた。ヤンキースやフィリーズなどメジャー10球団も触手を伸ばしていたが、今夏の甲子園終了後に「NPB一本」を表明。プロの舞台でさらなる高みを目指す。

構成●SLUGGER編集部

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