ロサンゼルス・ドジャースが劇的勝利でワールドシリーズ第6戦を3対1で制し、連覇の望みを第7戦につないだ。
3対1とリードした9回、ドジャースが8回頭から登板していた佐々木朗希が続投した。しかし、佐々木は先頭の6番アレハンドロ・カークに死球を与えて無死一塁とすると、続く7番アディソン・バーガーに大飛球。左中間に飛んだ打球はフェンスとフィールドの隙間に挟まった。一塁走者の代走マイルズ・ストローが生還し、バーガーも本塁まで激走した。
この時、9回から守備固めで出場していた中堅手ジャスティン・ディーンは、ボールが挟まったと大きくアピール。審判団の判定の結果、バーガーの打球はグラウンドルールによる二塁打と判定され、結果的に得点は入らずに無死二、三塁となった。
判定に救われたドジャースは、ここで回またぎの佐々木に代えて第4戦に先発する可能性があるタイラー・グラスノーを送り込む。グラスノーは8番アーニー・クレメントを96マイル(約155.5キロ)のシンカーで一飛に打ち取ると、9番アンドレス・ヒメネスを2球で左直に抑えた。ここで左翼手キケ・ヘルナンデスが捕球直後に走者が飛び出していた二塁打に送球し、ぎりぎりのタイミングで併殺完成。ブルージェイズベンチのチャレンジでも判定が覆らず、ドジャースが劇的な好プレーで第6戦を制した。
9回に苦しんだドジャースだったが、序盤からリードを奪っていた。3回に8番トミー・エドマンが初安打となる二塁打を放って出塁すると、2死二塁から1番の大谷翔平が申告敬遠で一、二塁。ここで2番ウィル・スミスが適時二塁打を放って先制。さらに、3番フレディ・フリーマンが四球を選んで満塁となると、4番に打順を下げたムーキー・ベッツが適時打を放って2人が生還。3対0とリードを奪った。
3回裏にドジャース先発の山本由伸が2死三塁から1番ジョージ・スプリンガーに適時打を許したものの、山本は崩れることなく6回まで投げ切った。96球、被安打5、6奪三振、1四球、1失点の好投に2番手ジャスティン・ロブレスキーも応えて、7回を無安打投球。8回を佐々木が安打と四球で2死一、二塁とピンチを迎えるも、5番ドールトン・バーショを二ゴロに打ち取った。
9回裏を佐々木とグラスノーで締めたドジャースが第6戦を制し、成績は3勝3敗。大きな勝利にドジャースファンは大歓喜だ。「よし、第7戦だ」「震えている」「これがドジャースの勝ち方」「あと1勝だ」と声をあげ、「ディーンの天才的な判断。そのまま取っていたらインプレーだった」「最後のキケのプレーは最高だった」と9回の好守を称賛。「優勝したら山本の銅像を建てよう」「山本がMVPだ」とエースを称えることも挙がっていた。
「あすも全員で力を合わせよう」「第7戦は先発・大谷の後に、佐々木、スネル、グラスノーでシリーズを締めくくろう」「連覇までひとつ!」と、多くのドジャースファンは現地11月1日(日本時間2日)の大一番に思いを馳せた。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】9回に起きたフェンスとフィードの隙間に挟まった珍シーン & キケが併殺に仕留めたラストプレー!
 
                        
                
                        
                
      
      
            3対1とリードした9回、ドジャースが8回頭から登板していた佐々木朗希が続投した。しかし、佐々木は先頭の6番アレハンドロ・カークに死球を与えて無死一塁とすると、続く7番アディソン・バーガーに大飛球。左中間に飛んだ打球はフェンスとフィールドの隙間に挟まった。一塁走者の代走マイルズ・ストローが生還し、バーガーも本塁まで激走した。
この時、9回から守備固めで出場していた中堅手ジャスティン・ディーンは、ボールが挟まったと大きくアピール。審判団の判定の結果、バーガーの打球はグラウンドルールによる二塁打と判定され、結果的に得点は入らずに無死二、三塁となった。
判定に救われたドジャースは、ここで回またぎの佐々木に代えて第4戦に先発する可能性があるタイラー・グラスノーを送り込む。グラスノーは8番アーニー・クレメントを96マイル(約155.5キロ)のシンカーで一飛に打ち取ると、9番アンドレス・ヒメネスを2球で左直に抑えた。ここで左翼手キケ・ヘルナンデスが捕球直後に走者が飛び出していた二塁打に送球し、ぎりぎりのタイミングで併殺完成。ブルージェイズベンチのチャレンジでも判定が覆らず、ドジャースが劇的な好プレーで第6戦を制した。
9回に苦しんだドジャースだったが、序盤からリードを奪っていた。3回に8番トミー・エドマンが初安打となる二塁打を放って出塁すると、2死二塁から1番の大谷翔平が申告敬遠で一、二塁。ここで2番ウィル・スミスが適時二塁打を放って先制。さらに、3番フレディ・フリーマンが四球を選んで満塁となると、4番に打順を下げたムーキー・ベッツが適時打を放って2人が生還。3対0とリードを奪った。
3回裏にドジャース先発の山本由伸が2死三塁から1番ジョージ・スプリンガーに適時打を許したものの、山本は崩れることなく6回まで投げ切った。96球、被安打5、6奪三振、1四球、1失点の好投に2番手ジャスティン・ロブレスキーも応えて、7回を無安打投球。8回を佐々木が安打と四球で2死一、二塁とピンチを迎えるも、5番ドールトン・バーショを二ゴロに打ち取った。
9回裏を佐々木とグラスノーで締めたドジャースが第6戦を制し、成績は3勝3敗。大きな勝利にドジャースファンは大歓喜だ。「よし、第7戦だ」「震えている」「これがドジャースの勝ち方」「あと1勝だ」と声をあげ、「ディーンの天才的な判断。そのまま取っていたらインプレーだった」「最後のキケのプレーは最高だった」と9回の好守を称賛。「優勝したら山本の銅像を建てよう」「山本がMVPだ」とエースを称えることも挙がっていた。
「あすも全員で力を合わせよう」「第7戦は先発・大谷の後に、佐々木、スネル、グラスノーでシリーズを締めくくろう」「連覇までひとつ!」と、多くのドジャースファンは現地11月1日(日本時間2日)の大一番に思いを馳せた。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】9回に起きたフェンスとフィードの隙間に挟まった珍シーン & キケが併殺に仕留めたラストプレー!
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