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山本由伸、グラスノー、ゴーズマン、3投手がWS第6戦で「史上初」達成! 第3戦では大谷翔平が数々の記録

THE DIGEST編集部

2025.11.01

(左から)ゴーズマン、山本、グラスノーの3投手が、WS第6戦でMLB史上初の記録を達成した。(C)Getty Images

(左から)ゴーズマン、山本、グラスノーの3投手が、WS第6戦でMLB史上初の記録を達成した。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースがトロント・ブルージェイズに3対1で勝利したワールドシリーズ第6戦で、3人の投手がメジャー史上初の記録を成し遂げた。

 ひとり目は山本由伸だ。現地10月14日に行なわれたミルウォーキー・ブルワーズとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦で111球、被安打3、7奪三信、1四球、1失点の完投、10月25日のWS第2戦でも105球、被安打4、8奪三振、無四球、1失点で完投した山本は、WS第6戦で6回96球、被安打5、6奪三振、1四球、1失点と好投。今ポストシーズン4勝目(1敗)となる勝ち星を3連勝で決めた。

 英データ分析会社『Opta』によると、ポストシーズン3試合連続で「被安打5以下、1失点以下、与四球1以下、5奪三振以上、勝利投手」を成し遂げたのは、山本がメジャー史上初だという。

 また、9回に登板してブルージェイズを無失点に抑え、セーブを記録したタイラー・グラスノーもメジャー史上初。「1969年にセーブが公式記録となって以来、レギュラーシーズンとポストシーズンを問わず、グラスノーはメジャーで唯一、次のような状況で登板した投手。二、三塁に走者あり、無死、同点の走者が塁上にいる、一塁が空いておりフォー右プレーがない状態」と、同社が同じく公式Xに投稿した。

 過去に例のない場面での登板となったグラスノーは、8番アーニー・クレメントを1球で一飛に抑え、9番アンドレス・ヒメネスを2球で左直に打ち取り、左翼手キケ・ヘルナンデスが二塁に送球して併殺となり、わずか3球で大ピンチをしのいだ。

 
 さらに、ブルージェイズの先発ケビン・ゴーズマンも、メジャー史上初の記録達成者となった。山本、グラスノーとは異なり、「同一ポストシーズンで“5回以上を投げて3失点以下”に抑えながらも、4試合連続で勝ち星がつかなかったメジャー史上初の投手」と、残念な記録をつくってしまった。

 WS第3戦では、2本塁打、2二塁打、4敬遠、1四球の大谷が大活躍し、「WS史上119年ぶり2人目の1試合4長打」「単一ポストシーズンで史上初の3度目のマルチ本塁打」「WS新記録の1試合5四球」「ポストシーズン新記録の1試合4敬遠」「ポストシーズン新記録の1試合9出塁」「単一ポストシーズンで史上初めて、12塁打以上の試合を複数記録」をマーク。今年のポストシーズン、ワールドシリーズではさまざまな記録が成し遂げられている。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】MLB公式が配信したWS第6戦の“山本由伸ハイライト”!

 
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