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「0.1%も予想してなかった」敗北寸前のドジャースを救ったのは山本由伸でも大谷翔平でもなく…。彼がいなければWS連覇はなかった

THE DIGEST編集部

2025.11.02

ワールドシリーズ第7戦で大活躍したロハス。(C)Getty Images

 現地時間11月1日に開催されたワールドシリーズ(WS)第7戦は、ロサンゼルス・ドジャースが延長11回の末にトロント・ブルージェイズを5対4で破り、WS連覇の偉業を果たすという結果に終わった。

 ワールドシリーズMVPに輝いた山本由伸の神リリーフが注目されがちだが、この第7戦で崖っぷちのドジャースを救った選手としてむしろ挙げたいのはミゲル・ロハスだ。

 3対4で迎えた9回表、一死走者なし、フルカウントでのジェフ・ホフマン投手の7球目(138キロのスライダー)をとらえて起死回生の同点ホームラン。追い込まれたドジャースに魂を吹き込むと、9回裏には一死満塁のピンチで足を踏ん張っての好フィールディングで失点を阻止して山本を援護した。

 9回のロハスの一打と守備はドジャースがWS連覇を実現するうえで不可欠なプレーだった。
 
 チームを蘇生させたのは山本でも大谷でもなく、ロハス。このベテランがいなければWS連覇の偉業は果たせなかったと言っても過言ではないだろう。実際、SNSではロハスを称賛する声が多数寄せられた。

「正直ここでロハスがホームラン打つとは0.1%も予想してなかった」
「気迫を途切れさせないロハスが連覇の功労者と言っても過言ではない」
「昨日の最後の守備もそうだけど、ロハスがいてくれたことは決して小さくはないだろう」
「山本がMVPなのは全く文句はない。ただ個人的にはロハスにもMVPをあげたい」
「ロハス神。9回守備でも奇跡的プレーでホームアウトにしてた」

 山本のMVP受賞に異論はない。しかし、敗北寸前のドジャースに再び火を灯したのは間違いなくロハスだった。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】山本由伸が抑えてドジャースが連覇達成!
 
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