MLBロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平が現地11月13日（日本時間14日）、2025年のナ・リーグMVPに選出された。３年連続４回目の受賞で、歴代単独２位の快挙だ。

　大谷は今シーズン打者として打率.282、55本塁打、102打点、20盗塁、OPS1.014をマーク。２年ぶりの復帰となった投手では１勝１敗、防御率2.87を記録。ポストシーズンでも二刀流として活躍し、ドジャースの球団史上初となる２年連続ワールドシリーズ制覇をけん引した。

　そして今回、最終候補者に挙がっていたリーグ二冠王のカイル・シュワーバー（フィラデルフィア・フィリーズ）、同盗塁王のフアン・ソト（ニューヨーク・メッツ）との三つ巴の争いを満票で完勝した。
  　バリー・ボンズ氏の７回に続き、MVP獲得回数で歴代単独２位に浮上した大谷について、米スポーツ局『ESPN』のアルデン・ゴンザレス記者は自身のXで大谷の偉業を伝え、「MLB、NBA、NHL、NFLの歴史上、チームに加入して最初の２シーズンでMVPとチャンピオンシップの両方を獲得した最初の選手」と綴った。

　日本が世界に誇るスーパースターが、また新たな記録を北米スポーツ史に名を刻んだ。

構成●THE DIGEST編集部

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