現地11月17日、ドジャース地元メディア『Dodger Blue』によると、ギャビン・ストーンとリバー・ライアンが2026年シーズンに向けて復帰する見込みだ。両投手は手術とリハビリを経て、スプリングトレーニングからシーズンを迎える準備が整うという。

　ストーンは23年にドジャースでMLBデビューを果たし、８試合（うち４試合先発）で31イニングを投げ、防御率9.00を記録。２年目の24年は先発投手として25試合に登板し、11勝５敗、防御率3.53と活躍を見せたものの、９月に右肩の炎症を発症し、10月に手術を受けた。その後25年シーズンはリハビリに専念していた。
  　一方、ライアンは24年に先発としてMLBデビュー。４試合で１勝０敗、20回1/3で防御率1.33という高いポテンシャルを示した。しかし、８月に右前腕部の張りを訴え、トミー・ジョン手術を受け、ストーン同様に25年シーズンはリハビリに取り組んだ。

　同メディアによると、ブランドン・ゴメスGMは「手術明けではあるが、２人ともスプリングトレーニングから順調な調整ができる見込みで、通常のシーズンを過ごせると考えている」とコメント。現時点では開幕ロースター入りは確約されていないが、スプリングトレーニングでの結果次第で、チームの先発陣や救援陣に怪我などによる需要が生じた際、登板機会を得る可能性があると伝えている。

　ストーンとライアンの復帰は、チームの先発陣の層が増すだけでなく、長丁場のシーズンを乗り切る上で貴重な戦力となる。怪我で１年を棒に振った２人が、26年シーズンに復帰することは、ドジャースの長期的な投手陣の安定に繋がるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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