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“崩壊”状態のドジャースリリーフ陣 元最多勝投手はバンダらにはA評価! 一方トライネンには手厳しく…「今年の球威だともうダメ」

THE DIGEST編集部

2025.11.26

武田氏はトライネンに最低評価のDを与えた。(C)THE DIGEST

 現役時代は日本ハムやダイエー(現・ソフトバンク)などでプレーし、最優秀救援投手(現・最多セーブ王)と最多勝を獲得した野球解説者の武田一浩氏が、自身のYouTube内でロサンゼルス・ドジャースのリリーフ陣を格付けした。

 2025年シーズンに球団史上初のMLB2連覇を達成したドジャースだったが、大一番となったワールドシリーズ第7戦では先発の大谷翔平の後、スターターが本職のダイラー・グラスノーやブレイク・スネル、山本由伸が投入されるなど、リリーフ陣は"崩壊"とも言える状態だった。

 ただ武田氏は、中継ぎ・抑えピッチャーがレギュラーシーズンでは奮闘したとし、71試合に登板したアンソニー・バンダと68試合のアレックス・ベシアには、SからDのうちのA評価を与えた。

 また、67試合を投げたジャック・ドレイヤーはイニングまたぎ、46試合で77回2/3のベン・カスパリウスと24試合で66回2/3のジャスティン・ロブレスキーは先発投手が崩れた場合のロングリリーフでチームを助けたとし、3人ともA評価だという。
 
 一方、守護神としての期待を背負って加入し、チーム最多の23セーブを挙げたものの防御率は4.74だったタナー・スコットには、Dと辛口判定。「(22セーブ、防御率1.75と)去年あれだけ良かったのに今年こんなに悪くなるのは珍しい。去年はパドレスで凄かったけどね。名門のチームのプレッシャーも色々あるのだろうね。来年復活してくれたらいい。去年のようなピッチングができれば十分戦力になるし、クローザーができる」とフォローも忘れなかった。

 さらに24年の防御率1.93から5.40まで悪化し、ポストシーズンでもなかなか抑えられなかったブレイク・トライネンに対してもD評価。「今年の球威だともうダメだろうな。厳しくなるな。メジャーにいないかもしれないよ。今年の感じだと出番がないんじゃないの。ボールが全然ダメだったもんね。 ピッチャーはデリケートで、1年で変わったりする。何か変われば良くなるんだろうけど、(37歳と)年齢も言っているので、そんなにもう期待しない方がもういいと思う」と主張した。

 球団のMLB3連覇に向け、リリーフ陣がポイントの一つになるのは間違いないだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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【動画】武田一浩氏がドジャースのリリーフ陣を格付け!
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