ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸は、2025年シーズンに12勝8敗で防御率2.49、WHIP0.99をマークし、ナ・リーグのサイ・ヤング賞投手の最終候補に名を連ねた。ただ10勝10敗で防御率1.97、WHIP0.95のポール・スキーンズ(ピッツバーグ・パイレーツ)、13勝5敗で防御率2.50、WHIP1.06のクリストファー・サンチェス(フィラデルフィア・フィリーズ)に及ばず、3位に終わった。
満票でサイ・ヤング賞に選ばれたスキーンズの活躍ぶりを、野球評論家デーブ大久保氏のYouTube内で、MLB評論家の福島良一氏が解説した。「強烈なインパクトを与えましたね。メジャー2年目なんですよ。去年はナ・リーグの新人王を取った。今年は防御率1.97で、メジャー全体でナンバーワン。さらにWHIPは0.95で、リーグナンバーワン。剛速球と変化球の圧倒的なピッチングで、他を寄せつけませんでしたね」と圧倒的だったと評した。
世界一に輝いたドジャースと、中地区で最下位の5位に沈んだパイレーツ。チームの成績は、賞の評価で加味されないのかという大久保氏の疑問に、福島氏はこう答えた。
「(チームの成績は)全く(関係)ないです。メジャーリーグの全米野球記者協会が選出するのは、新人王とサイ・ヤング賞、MVPがあり、MVPはいかにチームの勝利に貢献したかを基準にします。でもそれ以外の、新人王、サイ・ヤング賞は、あくまで個人の成績のみ。だからスキーンズが所属するパイレーツが低迷し、成績が下位でも選ばれました。スキーンズは10勝しかしていないんですよ。でも圧倒的なピッチング内容でした。勝ち星は関係ないです」
個人の力のみで選ばれるというサイ・ヤング賞。山本や大谷翔平ら日本人投手は来季、アジア人初となる受賞を目指す。
構成●THE DIGEST編集部
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【動画】福島良一氏がサイ・ヤング賞を語る!
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個人の力のみで選ばれるというサイ・ヤング賞。山本や大谷翔平ら日本人投手は来季、アジア人初となる受賞を目指す。
構成●THE DIGEST編集部
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