MLB

ド軍元トップ有望株、26年は“捕手&一塁手&外野手&DH”も!? 専門メディア、ヤ軍の成功例から起用法提案「これが最善の策のように思える」

THE DIGEST編集部

2025.12.03

メジャーデビューを果たすも、打撃面で苦戦が続いたラッシング。26年シーズンは飛躍の年になるか。(C)Getty Images

 現地12月1日、ロサンゼルス・ドジャース専門メディア『Dodgers Way』が、24歳の捕手ダルトン・ラッシングの成長を促すための起用法を提案した。

 正捕手のウィル・スミスが2033年までの長期契約を結んでいるため、今後もレギュラーポジションを得るのは難しいとされ、トレード候補としてよくメディア報道に名前が挙がっているのが現状だ。デビューシーズンの25年には出場53試合で打率.204、4本塁打、OPS.582を記録したが、期待を上回る成果とは言えなかった。
 
 そこで同メディアは、ニューヨーク・ヤンキースのベン・ライス捕手兼一塁手のケースがラッシングの参考になると説いた。24年にメジャーデビューしたライスは、50試合の出場でOPS.613とラッシングと同様に苦戦。しかし、2年目の25年シーズンには一塁手、捕手、指名打者の3つのポジションで138試合に出場して打率.255、OPS.836、26本塁打と期待に応え、ユーティリティー部門でシルバースラッガー賞のファイナリストに選ばれた。

 このような起用法を、26年のラッシングに採用するべきだと主張した。主力選手に休養を与える場合や、大差がついた場合、相手が右投手の場合などに捕手や一塁手、左翼手、指名打者として出場させるパターンだ。実際、25年シーズンは捕手として41試合、一塁手として8試合(うち先発1回)、指名打者として1試合に出場した。

 守備面はもちろん、打撃面でも成果が出ればバックアッパーとして起用を続けて選手価値を高め、成績が低迷するようならトレードデッドラインまでに放出するプランも考慮。「ドジャースが3連覇を見据えるなか、これが最善の策のように思える」とまとめた。

 ラッシングはマイナーリーグ時代、ライスとほぼ同じOPSを残していた(ラッシングが.933、ライスが.935)。限られた出場機会のなかで結果を出すことができれば、26年シーズンはラッシングにとって大きな転機になるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】大谷真美子さんら世界の美女がずらり! 常勝軍団ドジャースの名手たちを支える"ゴージャスでセレブな妻&パートナー"を一挙紹介!

【画像】大谷翔平の妻、田中真美子が輝いた"現役バスケ選手時代"を厳選フォトで一挙紹介! 貴重なショートカット時代も 

【画像】内田有紀、上戸彩、川口春奈、山下美月、森香澄、韓流アイドル…可憐なユニホーム姿が眩しい! 華やかに"始球式"を彩った美人女優&タレントたちを大特集!