個人タイトルの対象ではなくとも、今季の選手個々の活躍や貢献度を語る上で見逃せない部門のベスト3を紹介する。今回はパ・リーグの野手編だ。(※率系部門は規定打席到達者22人が対象)
■OPS(出塁率+長打率)
1.レイエス(日本ハム).861
2.ネビン(西武).794
3.柳町達(ソフトバンク).760
本塁打&打点の二冠に輝いたレイエスは長打率.515もリーグベストで、クライマックスシリーズのファースト/ファイナルステージではOPS1.417/1.604とさらに爆発。柳町は出塁率.384でタイトルを獲得した。昨季まで2年連続で最高値を残した近藤健介(ソフトバンク)は今季、シーズン半休ながらOPS.903とリーグベストの水準を維持。6月に来日したボイト(楽天)も.882で前評判通りの打力を発揮した。
■四球率(四球÷打席)
1.柳町達(ソフトバンク)12.0%
2.レイエス(日本ハム)9.8%
3.万波中正(日本ハム)9.2%
リーグ最多の62四球を選んだ柳町が全打席における割合でもトップ。その他にもソフトバンクは対象外選手の近藤健介(15.3%)、栗原陵矢(12.0%)、中村晃(11.6%)、ダウンズ(11.3%)などが高い数値を記録した。ただし、接戦の末に首位打者に輝いた牧原大成の1.6%はリーグワーストで、出塁率.317も12位とそれほど高くない位置にとどまっている。
■三振率(三振÷打席)
1.中川圭太(オリックス)10.6%
2.長谷川信哉(西武)12.4%
3.紅林弘太郎(オリックス)12.8%
中川は昨季から三振率10.0%台を維持し、持ち前のコンタクト能力に磨きがかかっている。外野の一角を掴んだ長谷川だが、打球には力がなく打率.225、出塁率.286、長打率.325はいずれもリーグワースト。対象外の選手では西野真弘(オリックス)が三振率6.7%と持ち味そのままに自己最多の7本塁打を放った。200打席以上ではソフトバンクの佐藤直樹(34.0%)、野村勇(29.5%)、海野隆司(27.0%)がワースト3に沈んだ。
■BB/K(四球÷三振)
1.紅林弘太郎(オリックス) 0.61
2.長谷川信哉(西武) 0.59
3.ネビン(西武) 0.58
紅林は課題だった荒さが年々着実に改善され、打席内アプローチの良さを示すランキングで1位に躍り出た。ソフトバンクの近藤健介は規定打席不足だが1.09、中村晃も1.04と三振よりも多い四球を選んだ。新人王レースを盛り上げた西川史礁(ロッテ)は0.19、宗山塁(楽天)は0.24、渡部聖弥(西武)は0.25と現時点で課題を残していて、2年目以降の成績向上へ向けたポイントにもなる。
■OPS(出塁率+長打率)
1.レイエス(日本ハム).861
2.ネビン(西武).794
3.柳町達(ソフトバンク).760
本塁打&打点の二冠に輝いたレイエスは長打率.515もリーグベストで、クライマックスシリーズのファースト/ファイナルステージではOPS1.417/1.604とさらに爆発。柳町は出塁率.384でタイトルを獲得した。昨季まで2年連続で最高値を残した近藤健介(ソフトバンク)は今季、シーズン半休ながらOPS.903とリーグベストの水準を維持。6月に来日したボイト(楽天)も.882で前評判通りの打力を発揮した。
■四球率(四球÷打席)
1.柳町達(ソフトバンク)12.0%
2.レイエス(日本ハム)9.8%
3.万波中正(日本ハム)9.2%
リーグ最多の62四球を選んだ柳町が全打席における割合でもトップ。その他にもソフトバンクは対象外選手の近藤健介(15.3%)、栗原陵矢(12.0%)、中村晃(11.6%)、ダウンズ(11.3%)などが高い数値を記録した。ただし、接戦の末に首位打者に輝いた牧原大成の1.6%はリーグワーストで、出塁率.317も12位とそれほど高くない位置にとどまっている。
■三振率(三振÷打席)
1.中川圭太(オリックス)10.6%
2.長谷川信哉(西武)12.4%
3.紅林弘太郎(オリックス)12.8%
中川は昨季から三振率10.0%台を維持し、持ち前のコンタクト能力に磨きがかかっている。外野の一角を掴んだ長谷川だが、打球には力がなく打率.225、出塁率.286、長打率.325はいずれもリーグワースト。対象外の選手では西野真弘(オリックス)が三振率6.7%と持ち味そのままに自己最多の7本塁打を放った。200打席以上ではソフトバンクの佐藤直樹(34.0%)、野村勇(29.5%)、海野隆司(27.0%)がワースト3に沈んだ。
■BB/K(四球÷三振)
1.紅林弘太郎(オリックス) 0.61
2.長谷川信哉(西武) 0.59
3.ネビン(西武) 0.58
紅林は課題だった荒さが年々着実に改善され、打席内アプローチの良さを示すランキングで1位に躍り出た。ソフトバンクの近藤健介は規定打席不足だが1.09、中村晃も1.04と三振よりも多い四球を選んだ。新人王レースを盛り上げた西川史礁(ロッテ)は0.19、宗山塁(楽天)は0.24、渡部聖弥(西武)は0.25と現時点で課題を残していて、2年目以降の成績向上へ向けたポイントにもなる。
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