ロサンゼルス・ドジャースは今季、ここまで82勝56敗でナ・リーグ西地区2位のサンディエゴ・パドレスに9.5ゲーム差をつけて独走態勢を築いている。
チームとしての結果は残せているものの、昨オフに補強した大物選手2名は不調に苦しんでいる。
シカゴ・カブスから新加入した外野手カイル・タッカーは、打率.227、11本塁打、58打点、OPS.680と、2021年から昨季まで5年連続で20ホームランを放ってきた打棒は、鳴りを潜めている。
またニューヨーク・メッツから移籍し、通算253セーブの実績から新守護神に指名されていたエドウィン・ディアズは、2勝2敗7セーブで防御率はまさかの11.85。現在は今季2度目の負傷者リスト(IL)入りとなっている。
2選手の不振について、米老舗誌『Sports Illustrated』の電子版『ON SI』が特集。「タッカーとディアズの問題は、おそらくすぐには解消されないだろう」と銘打った記事で、技術面の分析を行なった。
まずタッカーの打撃フォームについて「自然なスイングには、リードする真っ直ぐに伸びることで、バットの先端が体の後ろに下がるアームバーという特徴がある。最近、タッカーはバットを体の後ろに「寝かせる」のではなく、両手を頭の近くに置き、バットをコックした状態で構えるようになった。これはマックス・マンシーのやり方と似ている」と、解説する。
ただ「スイングの変更は上手くいっていない。新しいスイング軌道では、バットの芯が打撃ゾーンに入るのが遅くなる。そのため、バットがゾーンに出入りするスピードが速くなり、より急角度で短いスイングに調整する時間が少なくなってしまう」と指摘。バッティングの不振が走塁や守備にも悪影響を及ぼしているとも主張した。
またディアズに関しては「怪我に悩まされた今シーズンは、修正すべき投球フォームの問題にも悩まされている。今週の分析と以下のグラフからも分かるように、彼のリリースポイントと腕の角度は低下傾向にある」と、言及する。
そのため「彼のスライダーは精彩を欠いている。ディアズはこれまで、ストライクに見えるものの、ストライクゾーンから外れて腕側に急降下する、素晴らしいチェイススライダーを持っていた。しかし今年は、スイングを迫らない、勝負にならないスライダーを投げすぎている。、手を離れた瞬間からボール球になってしまっているのだ」と評した。
2人の実力者は、はたして課題を克服できるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
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ただ「スイングの変更は上手くいっていない。新しいスイング軌道では、バットの芯が打撃ゾーンに入るのが遅くなる。そのため、バットがゾーンに出入りするスピードが速くなり、より急角度で短いスイングに調整する時間が少なくなってしまう」と指摘。バッティングの不振が走塁や守備にも悪影響を及ぼしているとも主張した。
またディアズに関しては「怪我に悩まされた今シーズンは、修正すべき投球フォームの問題にも悩まされている。今週の分析と以下のグラフからも分かるように、彼のリリースポイントと腕の角度は低下傾向にある」と、言及する。
そのため「彼のスライダーは精彩を欠いている。ディアズはこれまで、ストライクに見えるものの、ストライクゾーンから外れて腕側に急降下する、素晴らしいチェイススライダーを持っていた。しかし今年は、スイングを迫らない、勝負にならないスライダーを投げすぎている。、手を離れた瞬間からボール球になってしまっているのだ」と評した。
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