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MLB

ドジャースWCS回避を一番願っていたのはミゲル・ロハス?今季限りでの引退表明、ベネズエラ出身選手ならではの“特別な事情”を現地記者明かす

THE DIGEST編集部

2026.09.27

アメリカ市民権の取得試験が控えているというロハス。(C) Getty Images

アメリカ市民権の取得試験が控えているというロハス。(C) Getty Images

 ロサンゼルス・ドジャースは今季もナ・リーグ西地区を制し、ポストシーズン(PS)での第2シード獲得を決めている。ワイルドカードシリーズ(WCS)をスキップし現地10月3日以降に行なわれる地区シリーズがPS初陣だ。

 WCSのスキップがもたらす恩恵は、敗退のリスクを避けられるだけではない。WCSはシーズン終了のわずか2日後、9月29日からスタートする一方で地区シリーズはさらに4日以上の余裕が生まれる。PS初戦まで数日間を確保できる第2シード獲得は負傷者をはじめとする選手らの調整・休養という面で大きなメリットがある。

 そんな中、多くの選手とは異なる理由で“休日”を切実に望んでいたのが、ミゲル・ロハスだ。地元紙『Orange County Register』のビル・プランケット記者によると、今季引退を表明しているベネズエラ出身の37歳内野手は、WCS第3戦が行われる可能性のある10月1日に、アメリカ市民権の取得試験を受ける予定だという。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Way』によると、ロハスは引退後はコーチや監督を目指す意向を示している。米球界でのキャリアを歩み続けると考えれば、今回の市民権の取得は自然な次のステップといえる。
 
 仮にWCSに進んでいたとしても試合は全てロサンゼルスで行なわれるため、出場は可能だった可能性もある。ただ、数日間の余裕があれば試験対策に集中できる環境が整うのは間違いないだろう。

 ロハスは2005年にシンシナティ・レッズと契約し、12年にドジャースへ移籍した。その後15年からマイアミ・マーリンズで長らくプレーした後、23年オフにドジャースに復帰。昨年のワールドシリーズ(WS)第6戦で勝利を決めたダブルプレーを決め、第7戦では9回に起死回生の同点ソロホームランを放つなど、2度の世界一に貢献した。

 今季は9月26日時点で106試合(うち57試合に先発)に出場し攻守にわたる堅実な働きを見せている。自身のMLBキャリアの有終の美とともに、チームとしてのWS3連覇に向け、ベテラン内野手の力が求められるだろう。

構成●THE DIGEST編集部

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