３月20日、千葉ロッテマリーンズが公式ツイッターの更新。昭和、平成を代表する阪神タイガースの左の強打者が並ぶ、意外なツーショットに多くの反響があった。

　写真に写っているのは今月10日にロッテに電撃加入した元阪神の鳥谷敬とミスタータイガース掛布雅之氏の２人。掛布氏は朝の生放送の後にはるばる大阪からロッテの二軍球場がある浦和に駆け付けたそう。ツイートによれば、掛布氏は鳥谷について、「楽しそうにプレーしているのが印象的で動きも非常に良い」と評価している様子だ。

　鳥谷は10日の加入以降、本職の遊撃のほか三塁や二塁での守備練習を行い、すでに17日には二軍の巨人戦で実戦デビューを果たしている。本来の日程であれば開幕10日前の加入となり、調整の遅れが懸念されていたところだが、コロナウイルスの影響で開幕は延期に。これは彼にとって吉と出る可能性がある。
  　長年阪神の中軸を務めた内野手であるなど、なにかと共通点の多い２人。一方で、21世紀のミスタータイガースは、生涯阪神を貫いたレジェンドとは別の道を進んだ。掛布氏の育った地でもある千葉での鳥谷のプレーには、ロッテファンだけでなく、遠く関西の阪神ファンからも熱い視線が注がれている。

構成●THE DIGEST編集部

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