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侍ジャパンの脅威に!? 前回WBC最優秀のアメリカ代表右腕に地元メディアも熱狂! 「次はドリームチームだ!」

THE DIGEST編集部

2020.03.21

前回大会でアメリカのWBC初制覇に貢献したストローマンが、来春の第5回大会へやる気を漲らせた。(C) Getty Images

 アメリカで、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)連覇に向けた機運が高まっている。

 発端となったのは、現地時間3月19日に、ニューヨーク・メッツに所属するマーカス・ストローマンが自身のツイッターで、来年3月に開催予定となっているWBCにアメリカ代表として出場することを希望し、他のスターたちに参戦を呼び掛けたからだ。

 2017年に開かれた第4回大会にもアメリカ代表として出場し、大会制覇とMVP受賞を果たしていたストローマンは、ツイッターに前回大会の写真を投稿。さらに「チャンピオンはタイトルを防衛する日が待ちきれない!」「ほかにアメリカ代表でプレーしてほしい選手がいたら教えてくれ」とツイートした。

 28歳の右腕の投稿に他のスターたちも反応。2019年シーズンのナショナル・リーグMVPであるコディ・ベリンジャー(ドジャース)が、「取りに行こうぜ!」と唸れば、昨シーズンに新人王と本塁打王となったピート・アロンソ(メッツ)は、「もし選ばれたら泣くかもしれない。アメリカ代表の一員となれたら光栄だ」と意欲的なコメントを残した。

 呼びかけたストローマン自身が「2017年も凄いメンバーだったが、21年は夢のようなチームになりそうだ」と驚嘆したツイッターでのやり取りには、アメリカをはじめとする海外メディアも熱狂的に伝えている。
 

 アメリカの最大ネットワーク『CBS』のスポーツ局は、国内でのWBC不人気に触れつつ、「2021年の大会のアメリカはまさに"ドリームチーム"となり、素晴らしいものになる。あなたがWBCを嫌うのは勝手だが、これを見逃すのはもったいない」と母国代表への期待を込めた。

 他にもカナダのフランス語チャンネル『TVA』は、「ストローマンはアメリカのドリームチーム作りに力を入れている。彼は他の19チームにチャンスを与えるつもりはないようだ」と綴れば、アメリカのスポーツ誌『Sports Illustrated』は、「新型コロナウイルスによって2021年大会は開催未定だが、スターたちはワクワクを抑えられない様子だ」と記した。

 前述の2人以外にも、前回大会で主力として活躍したクリスティアン・イエリッチやエリック・ホズマーに加え、ドジャースの剛腕ウォーカー・ビューラー、18年のサイ・ヤング賞となったレイズのブレイク・スネルなど多くのスターたちが、ストローマンの呼びかけに賛同している。

 仮に彼ら全員が参戦することになれば、3大会ぶりの優勝を目指す侍ジャパンにとっても脅威なるのは必至だ。

構成●THE DIGEST編集部

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