ロッテ・佐々木朗希投手が27日、安田尚憲内野手と山口航輝外野手を相手に、プロ2度目のフリー打撃に登板。この日は前回投じなかったスライダーとフォークを解禁。それぞれの感触を確かめながらの40球。打者が球種をわかっている状態で、ヒット性の打球は2本と圧巻の投球を見せた。
前回24日の登板とは打って変わって、ほぼ風のなかったZOZOマリンスタジアム。黄金ルーキーは2度目の本拠地マウンドに登った。
ストライクゾーンに来て打者が反応したストレートは、打撃ゲージのネットを揺らすか、逆方向への力ないファールが大半を占めた。4打席目となった安田に、そのストレートを左翼フェンス付近まで運ばれるなど、2本のヒット性の打球を打たれたものの、前回同様、ストレートの威力は健在だった。
「前より落ち着いて投げられました。風も少なかったので、しっかり自分の思うように投げられるように工夫しながら投げたので、前よりもよ良くなっている部分も多くなっていると思います。良かったです」
前回課題に挙げていた球速のばらつきも、ストレートに関しては常時150キロを超えるなど安定感を見せていたが、投球後の感想からも好感触を得ている様子だ。しかし、打者相手には初投球となった変化球では、スライダーで空振りを取る場面はあったものの、大きく抜けたボールも散見されるなど、こちらは安定した投球とはいかなかった。
「思うように操れたボールもあって、良かった部分は良かったと思っています。ただ、スライダーはしっかりストライクゾーンへの投げるものと、ボールになるものと投げ分けられるように使っていきたいですし、フォークは操るのがなかなか難しいので、そういうところを意識してやっていきたいと思います」
前回(24日)のフリー打撃登板時は最大10mの風が吹いていたが、この日は1~3mと穏やかだったこともあり、ブルペンと同じような感覚で投球ができたというが「打者が(打席に)立って、ブルペンと同じようには投げられなかった。しっかりボールが行くようにやっていきたい」と反省していた。
キャンプからここまで、佐々木朗の育成を手がけてきている吉井理人投手コーチは、2度目の打撃投手登板をどう見たのか。
「相変わらず『上手いな』と思いました。前回も言いましたが、18歳、高卒で入ってあんなバッピーはできない。僕らが高卒1年目のときはストライク1球も入りませんでしたから。投げるの上手いし、しかも変化球もそこそこストライクに行っていた。これだけ注目される中、しっかり投げられるのはすごいなと思います」
前回24日の登板とは打って変わって、ほぼ風のなかったZOZOマリンスタジアム。黄金ルーキーは2度目の本拠地マウンドに登った。
ストライクゾーンに来て打者が反応したストレートは、打撃ゲージのネットを揺らすか、逆方向への力ないファールが大半を占めた。4打席目となった安田に、そのストレートを左翼フェンス付近まで運ばれるなど、2本のヒット性の打球を打たれたものの、前回同様、ストレートの威力は健在だった。
「前より落ち着いて投げられました。風も少なかったので、しっかり自分の思うように投げられるように工夫しながら投げたので、前よりもよ良くなっている部分も多くなっていると思います。良かったです」
前回課題に挙げていた球速のばらつきも、ストレートに関しては常時150キロを超えるなど安定感を見せていたが、投球後の感想からも好感触を得ている様子だ。しかし、打者相手には初投球となった変化球では、スライダーで空振りを取る場面はあったものの、大きく抜けたボールも散見されるなど、こちらは安定した投球とはいかなかった。
「思うように操れたボールもあって、良かった部分は良かったと思っています。ただ、スライダーはしっかりストライクゾーンへの投げるものと、ボールになるものと投げ分けられるように使っていきたいですし、フォークは操るのがなかなか難しいので、そういうところを意識してやっていきたいと思います」
前回(24日)のフリー打撃登板時は最大10mの風が吹いていたが、この日は1~3mと穏やかだったこともあり、ブルペンと同じような感覚で投球ができたというが「打者が(打席に)立って、ブルペンと同じようには投げられなかった。しっかりボールが行くようにやっていきたい」と反省していた。
キャンプからここまで、佐々木朗の育成を手がけてきている吉井理人投手コーチは、2度目の打撃投手登板をどう見たのか。
「相変わらず『上手いな』と思いました。前回も言いましたが、18歳、高卒で入ってあんなバッピーはできない。僕らが高卒1年目のときはストライク1球も入りませんでしたから。投げるの上手いし、しかも変化球もそこそこストライクに行っていた。これだけ注目される中、しっかり投げられるのはすごいなと思います」