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プロ野球

いつの間にか若手有望株の宝庫となったドラゴンズ。3年後は“強竜復活”間違いなし!?

ロバートさん

2020.04.05

左上から時計回りに石川昂、根尾、梅津、藤嶋。4人ともまだ若く、今後の成長が楽しみだ。写真:朝日新聞社、THE DIGEST

左上から時計回りに石川昂、根尾、梅津、藤嶋。4人ともまだ若く、今後の成長が楽しみだ。写真:朝日新聞社、THE DIGEST

 7年連続Bクラスと低迷している中日だが、ここ数年は多くの有望な選手の獲得に成功している。若い力の台頭により、3年後には優勝争いに絡んできてもおかしくない。テレビもSNSも新型コロナウイルスの話題で持ちきりな今だからこそ、敢えて目線を上げて3年後の布陣を構想してみよう。

2023年の予想メンバー
●打線
1 (中) 高松渡
2 (遊) 京田陽太
3 (三) 高橋周平
4 (一) 石川昂弥
5 (捕) 郡司裕也/石橋康太
6 (二) 根尾昂
7 (左) 石垣雅海
8 (右) 岡林勇希

 未来のリードオフマンとして推したいのは高松だ。驚異的な俊足が注目されがちだが、二軍では非凡なコンタクトセンスを発揮するなど打撃面での将来性も十分。昨オフから外野にも挑戦中で、大島洋平の後継者争いは彼を中心に展開されると予想する。

 打線のカギとなる2、3番には不動のレギュラーとしての地位を固めている京田と高橋を据える。京田には昨季までの非力な2番ではなく、与田剛監督が求めるような二塁打を連発する「強打の2番」への成長を期待している。
 
「不動の4番」にはすでに石川昂が就き、岡本和真(巨人)や村上宗隆(ヤクルト)のように、若くして一軍でホームランを量産しているはずだ。また、石川昂は打撃もさることながら内野守備も高く評価されており、一塁の守備でも高い貢献が期待できる。あるいは外野に回っている可能性もあるだろう。

 5番には選球眼に優れるクラッチヒッター・郡司を据えた。ただ、捕手は守備の負担が大きいだけに、1人でシーズンを乗り切るのは現実的ではない。長打力のあるプルヒッターで強肩が武器の石橋とツープラトンを組むようになっていれば、理想的だ。

 6~7番には複数ポジションを守る根尾、石垣に内外野両睨みでの活躍を期待。根尾は、遊撃に好守の京田が君臨していることも踏まえ、二塁や外野など複数のポジションをこなしつつ常時出場する、近年のMLBで目立つスーパーユーティリティ的な将来像を描いている。
 

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