日本とは比較にならない規模で新型コロナウイルスが拡大しているアメリカ。しかし、そんな中でも球界関係者はMLB開幕へ向けて水面下で動いている。ESPNのジェフ・パッサンによると、今年中に何らかの形で公式戦を開催できるとの楽観的な見方が大勢を占めているという。
問題は公式戦のフォーマットだ。アリゾナでの一極開催などいくつかの案がすでに報道されているが、パッサン記者は斬新なアイデアを披露している。それはWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に似た大会形式を採用するというもの。詳細は以下の通りだ。
●1次ラウンド(10月1日~20日)
全30球団をア・リーグ、ナ・リーグで各3つ、計6つのグループに分けて総当たり戦(1カード4試合、計16試合)を行い、上位2チーム(計12チーム)が2次ラウンドへ進出する。
●2次ラウンド(10月22日~31日)
ア、ナ両リーグで各6チームが総当たり戦(1カード2試合、計12試合)を行い、上位各2チームがプレーオフに進出。一方、2次ラウンドに進出できなかったチームもリーグ別に分かれて敗者復活を賭けた総当たり戦を行い、各1チームがプレーオフに進出する。
●ワイルドカード・ゲーム(11月2日)
敗者復活戦を勝ち上がったチームと2次ラウンド進出の第4シードが一発勝負のワイルドカード・ゲームを戦う。
●プレーオフ1次ラウンド(11月3日~9日)
第1シード対ワイルドカード・ゲーム、第2シード対第3シードが3戦先勝(最大5試合)のシリーズを戦い、勝者がリーグ優勝決定シリーズに進む。
そして、リーグ優勝決定シリーズ(11月11日~19日)とワールドシリーズ(11月21日~29日)は例年通り4戦先勝形式で行われる。パッサン記者は「どのチームも最低24試合は戦う」ことと、「(消化試合なしの)有意義な真剣勝負が2ヵ月続く」ことがこの案のメリットとしている。
MLB機構は早期の開幕を目指しており、実際にこの案が採用される可能性は高くないかもしれない。それでも、想像力をたくましくしながら一日も早い球春到来を願うことで、前向きな気持ちになる効果はありそうだ。
構成●スラッガー編集部
【PHOTO】艶やかに球場を彩るMLBの「美女チアリーダーズ」!
問題は公式戦のフォーマットだ。アリゾナでの一極開催などいくつかの案がすでに報道されているが、パッサン記者は斬新なアイデアを披露している。それはWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に似た大会形式を採用するというもの。詳細は以下の通りだ。
●1次ラウンド(10月1日~20日)
全30球団をア・リーグ、ナ・リーグで各3つ、計6つのグループに分けて総当たり戦(1カード4試合、計16試合)を行い、上位2チーム(計12チーム)が2次ラウンドへ進出する。
●2次ラウンド(10月22日~31日)
ア、ナ両リーグで各6チームが総当たり戦(1カード2試合、計12試合)を行い、上位各2チームがプレーオフに進出。一方、2次ラウンドに進出できなかったチームもリーグ別に分かれて敗者復活を賭けた総当たり戦を行い、各1チームがプレーオフに進出する。
●ワイルドカード・ゲーム(11月2日)
敗者復活戦を勝ち上がったチームと2次ラウンド進出の第4シードが一発勝負のワイルドカード・ゲームを戦う。
●プレーオフ1次ラウンド(11月3日~9日)
第1シード対ワイルドカード・ゲーム、第2シード対第3シードが3戦先勝(最大5試合)のシリーズを戦い、勝者がリーグ優勝決定シリーズに進む。
そして、リーグ優勝決定シリーズ(11月11日~19日)とワールドシリーズ(11月21日~29日)は例年通り4戦先勝形式で行われる。パッサン記者は「どのチームも最低24試合は戦う」ことと、「(消化試合なしの)有意義な真剣勝負が2ヵ月続く」ことがこの案のメリットとしている。
MLB機構は早期の開幕を目指しており、実際にこの案が採用される可能性は高くないかもしれない。それでも、想像力をたくましくしながら一日も早い球春到来を願うことで、前向きな気持ちになる効果はありそうだ。
構成●スラッガー編集部
【PHOTO】艶やかに球場を彩るMLBの「美女チアリーダーズ」!