新型コロナウイルスの影響で開幕延期となっていたプロ野球の2020シーズンが、５月25日に行なわれた臨時12球団代表者会議によって無観客試合で６月19日に開幕することが決定。これを受け、西武ライオンズは球団公式ホームページを更新し、辻発彦監督、森友哉捕手、源田壮亮内野手のコメントを発表した。

　チームを率いる辻監督は「明確な目標が定められたので、我々はそこに向けて調整していくだけです。ファンの方々も開幕を本当に待ちわびていらっしゃったかと思いますので、とてもお待たせしてしまいましたが、楽しみにしていただきたいです」とファンへメッセージを送っている。続けて、「我々もしっかり開幕に向けて練習していきます。どんな形であれファンの皆さんに野球をお見せできることを楽しみにしています」と思いを明かした。
  　昨季のパ・リーグ首位打者、MVPの森は「まずは今年もプロ野球が開幕することができることに感謝したいです」と記し、「開幕が延期となり、緊急事態宣言が出ている中でも自主練習をさせていただき、野球ができる喜びを感じました。ただそんな中、ファンの方には大好きな野球を見せることができないことを、ずっと、寂しく思っていました」と中断期間を回顧。コメントの最後には「開幕日が決まった以上は、そこに向けて最高の状態を作っていきたいと思いますし、どんな形であれ、自分のフルスイングを多くのファンに届けたいです」と意気込みを見せた。

　また、今年からキャプテンに就任した源田は「開幕が決まり、どんな形であれファンの皆さんにプロ野球をお見せできる日が近づいたことをとてもうれしく思います」と胸中を吐露。「自主練習期間中、オンラインなどでファンの方と触れ合う機会がありましたが、本当にプロ野球の開幕を楽しみにしていただいていると感じました」とコメントし、「僕たちは、そこに向かってしっかり調整していくとともに、全力プレーで皆さんに楽しんでいただくことができるようお約束します」と締めくくった。

構成●THE DIGEST編集部

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