プロ野球

【DeNAの2010年代ベストメンバーは?】タイトルホルダーは5人いるが、暗黒時代の影響でメンバーの選考が難航

SLUGGER編集部

2020.06.13

山崎の通算163セーブは10年代で3位、筒香の通算205本塁打は同6位。2人とも安定した活躍を続けた。写真:徳原隆元

 2020年、新たな年代が幕を開ける。ここで改めて、各チームの10年代を彩った選手を振り返ってみよう。野手は各ポジションから1人ずつ、投手は先発・救援を問わず6人を選出。DeNAの10年代ベストメンバーは一体どんな面々だろうか?

捕手:戸柱恭孝
一塁:ホセ・ロペス
二塁:ネフタリ・ソト
三塁:宮﨑敏郎
遊撃:石川雄洋
左翼:筒香嘉智
中堅:桑原将志
右翼:梶谷隆幸
投手:今永昇太
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投手:山口俊
投手:久保康友
投手:井納翔一
投手:三浦大輔
救援:山崎康晃
 
 17年に日本シリーズ進出を果たしたとはいえ、10年間の通算勝率は12球団ワースト、10~15年は6位か5位と低迷が続いたこともあり、ベストメンバーの選考も決して簡単ではなかった。

 野手は、16年に本塁打と打点の二冠王に輝いた筒香を筆頭に5人のタイトルホルダーを輩出。14年盗塁王の梶谷、17年首位打者の宮﨑、18~19年本塁打王のソトも、ポジションを含めて当確と言っていいだろう。一塁は13年に首位打者&打点王を獲得したトニ・ブランコと、17年に打点王&最多安打のロペスの一騎打ち。瞬間的なインパクトではブランコに軍配が上がるかもしれないが、16~19年に4年連続ゴールデン・グラブ賞を受賞した好守や在籍年数の長さも含めてロペスとした。