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MLB

イチローの“レーザービーム”が外野手の送球10選に。MLB公式サイトは「球界に衝撃を与えた」と絶賛

THE DIGEST編集部

2020.06.24

日本でもアメリカでもイチローさんが見せてくれた“レーザービーム”は多くの人の脳裏に焼き付いている。(C)Getty Images

日本でもアメリカでもイチローさんが見せてくれた“レーザービーム”は多くの人の脳裏に焼き付いている。(C)Getty Images

 メジャーリーグ公式サイトは23日、「外野手の送球10選」を特集。去年現役を引退したイチローさんがランクインした。

 イチローさんが選ばれたのは、メジャー1年目の2001年4月11日、アスレチックス戦でのプレーである。シングルヒットで一塁から三塁を狙った走者を、ライトを守るイチローさんがノーバウンド送球でアウトにした。「レーザービーム」と評された矢のような送球が印象に残るビッグプレーだ。

 記事は、このプレーが開幕早々の4月に飛び出したことに注目し、「イチローは2001年、ルーキーとしてメジャーリーグでの存在感をアピールするのに、全く時間を要さなかった」とコメントした。さらに「この送球は打撃だけではなく、守備においてもイチローが高い能力を持っていることを示し、球界に衝撃を与えた」と絶賛した。

 10選には、アスレチックスのローレアーノ、ヤンキースのヒックスなど、現役選手もランクインしている。その中での19年前のプレーの選出は、イチローさんの送球がメジャーリーグにいかに大きなインパクトを与えたかを表している。
 
 今年はレッズの秋山翔吾、レイズの筒香嘉智と2人の日本人外野手が新たにメジャーリーグに挑戦する。開幕が大幅に遅れ、試合数も少ない異例の1年目となるが、2人がイチローさんのように強烈な印象を残し、アメリカの野球ファンの心をつかめるか注目だ。

構成●THE DIGEST編集部

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