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MLB

大谷、2度目のサイクルヒットに迫る活躍でスランプ脱出。「奇跡的」な偶然も…

スラッガー編集部

2019.09.08

不振を脱する一発を放った大谷。サイクル安打にも王手をかけている。 (C)Getty Images

不振を脱する一発を放った大谷。サイクル安打にも王手をかけている。 (C)Getty Images

 エンジェルスの大谷翔平が現地9月7日、敵地シカゴで行なわれたホワイトソックス戦の3回に今季17号3ランを放った。

 直近10試合は36打数6安打、打率.167、OPS(出塁率+長打率).516と低調で、スタメン落ちも2試合経験した。しかし、前日の同カードで12試合ぶりのマルチ安打を記録すると、「(スウィング)軌道も(球の)見え方も悪くないんじゃないかな」と、復調を予感させる言葉も出ていた。
 そんな中で迎えた今日の試合は、今季初の4番で出場し、3回の第2打席では8月18日のホワイトソックス戦以来、実に58打席ぶりとなるホームランを放つ。また、第1打席で二塁打、4回の第3打席でもヒットを飛ばした。日本人大リーガー初となるサイクル安打を達成した6月13日のレイズ戦に続く2度目の偉業まで、三塁打を残すのみだったが、残り2打席は惜しくも凡退。それでも、1試合5打点はキャリアハイだ。

 ちなみに大谷は昨年9月7日、まったく同じ相手(ホワイトソックス)、同じ球場(ギャランティードレート・フィールド)、同じイニング(3回)にも3ランを記録している。「奇跡の符号」が復調への足掛かりとなるだろうか。

構成●スラッガー編集部
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