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田中将大の頭部に“怪物”スタントンの弾丸ライナーが直撃…本人は検査で無事を報告

SLUGGER編集部

2020.07.05

スタッフに抱えながら球場を後にした田中は、検査で無事を報告した。(C)Getty Images

スタッフに抱えながら球場を後にした田中は、検査で無事を報告した。(C)Getty Images

 メジャーリーグは7月23日ないし24日の開幕に向けて各球団が動き出し、4日にはニューヨーク・ヤンキースが本拠地でサマーキャンプ初日を迎えた。しかし早々、悲劇が起こってしまう。

 この日、実戦形式の投球練習に参加した田中将大の頭部に何と、弾丸ライナーが直撃してしまったのだ。田中はマウンドに倒れ込み、打った打者も思わず頭を抱え込んで心配そうな表情で見つめる。すぐさまスタッフと関係者が駆け寄た後しばらくは動けなかったものの、どうにか意識を取り戻した田中は、抱えられながら球場を後にしたのだった。
 
 打ったバッターが、2017年に59本塁打で2度目のタイトルを獲得したメジャー屈指の長距離砲、ジャンカルロ・スタントンだったのだから心配をひとしおで、主砲アーロン・ジャッジも「タナカの健康を祈っている」とコメントした。

 果たして検査を受けた田中は自身のツイッター(@t_masahiro18)を更新し、「ご心配をおかけしております。患部に痛みはありますが、それ以外は元気です」と報告。そして「出来るだけ早くまた、マウンドに上がれるように頑張っていきたいと思います」と力強くつづったのだった。

 今季の田中は、ゲリット・コールに続く先発2番手として役割が期待され、またオフに初のFAとなることからその投球に注目されていた。 まずは健康状態の回復に専念することとなりそうだ。

構成●SLUGGER編集部
 
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