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プロ野球

先頭打者弾の応酬に始まり、3試合がサヨナラ本塁打で幕引き――記録ずくめの7月10日

筒居一孝(SLUGGER編集部)

2020.07.10

柳田のサヨナラホームランで、本拠地通算1000勝&サヨナラ本塁打3試合の記録が同時に達成された。写真:山崎賢人(THE DIGEST編集部)

柳田のサヨナラホームランで、本拠地通算1000勝&サヨナラ本塁打3試合の記録が同時に達成された。写真:山崎賢人(THE DIGEST編集部)

 やはり、ファンの応援は選手たちの力になるのだろうか。今シーズン初めて観客を入れての試合が実施された10日は、珍しい記録がいくつも生まれた。

・史上15度目の「両チーム先頭打者ホームラン」
 甲子園球場で行われた阪神vsDeNA戦では、DeNAが1回表、1番・梶谷隆幸の先頭打者ホームランで先制。しかしその裏、阪神の1番・近本光司が同じく先頭打者アーチを放ってすぐ同点に追いついた。両チームが先頭打者本塁打で応酬するのは史上15度目。
 
・史上3度目の「サヨナラ本塁打3試合」
 中日vs広島は10回裏にビシエドのサヨナラ本塁打で決着。続いてオリックスvs日本ハムでは、ロドリゲスが逆転サヨナラ3ランで試合を決めた。さらにソフトバンクvs楽天でも、延長10回裏に柳田悠岐がサヨナラホームランを放った。同じ日に3試合でサヨナラ本塁打が飛び出したのは史上3度目。

・2017年以来の「全試合1点差」
 雨天中止となった巨人vsヤクルト戦を除き、5試合が1点差試合で決着した。同じ日に行われた全試合が1点差となるのは、2017年4月30日以来の珍事。

・ソフトバンクが「本拠地通算1000勝」
 前述の柳田のホームランでサヨナラ勝ちしたソフトバンクは、本拠地PayPayドームで通算1000勝を達成。

 たとえ5000人であっても、やはりファンの声援があるのとないのとでは大違い。改めてそう感じさせてられるほど記録ずくめの“一日”となった。

文●筒居一孝(SLUGGER編集部)
 

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