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プロ野球

楽天・高梨雄平と巨人・高田萌生が"背番号53同士"の交換トレード。同球団間で今季2度目

THE DIGEST編集部

2020.07.14

高梨(左)と高田(右)の交換トレードが成立した。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

高梨(左)と高田(右)の交換トレードが成立した。写真:金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 楽天、巨人の両球団は、高梨雄平と高田萌生のトレード成立を発表した。

 高梨は16年ドラフト9巡目で楽天に入団した28歳の左腕。左キラーとしてブルペンを支え、昨年まで3年間で164試合に登板した。

 高田は創志学園高校から加入した4年目の本格派右腕。通算一軍登板は3試合にとどまるも、今春のキャンプでは一軍メンバーに選ばれるなど、将来を嘱望されている。

 これを受け両選手が球団を通じてコメントを発表。楽天から巨人へ移籍する高梨は、「楽天イーグルスという球団、イーグルスファンの皆さん、仙台・東北という場所に感謝しています。箸にも棒にもかからない選手を獲ってもらって、たくさん投げさせてもらった濃い3年半でした。思い出は多すぎるのですが、ベンチからマウンドに行く時の声援、抑えた時の歓声というのは最高の時間でした。プロになる夢を叶えさせてもらって、優勝したかったですが、それはこのあとの野球人生で叶えられるように頑張っていきます。ジャイアンツに行って元気な姿をお見せするのが皆さんへの恩返しになると思っています。これからも応援よろしくお願いします」(原文まま)と感謝の気持ちを伝える。
 

 巨人から楽天へ移籍する高田は、「三年半と短い期間でしたが、巨人ファンの皆様の声援がいつも励みになっていました。ファンの皆さまのご期待に応えられず、残念な気持ちでいっぱいです。仙台でも野球選手として、全力で頑張りますので引き続き、温かいご声援をよろしくお願いいたします」(原文まま)とコメントした。

 ちなみに移籍後の2人の背番号はいずれも53番。両チームは先月25日にゼラス・ウィーラーと池田駿のトレードに合意したばかり。異例の1シーズン2度の同一チーム同士でのトレード成立となった。

構成●THE DIGEST編集部

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