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MLB

稀代の出塁マシーンに球界屈指の偏屈者…秋山翔吾の“愉快な仲間たち”を一挙紹介!

藤原彬

2020.07.22

10年代を代表する強打者ボトー(左)、球界きっての理論派バウアー(中)、昨季48本塁打のスアレス(右)と、レッズには魅力的な選手が数多くいる。(C)Getty Images

10年代を代表する強打者ボトー(左)、球界きっての理論派バウアー(中)、昨季48本塁打のスアレス(右)と、レッズには魅力的な選手が数多くいる。(C)Getty Images

 今季から秋山翔吾が加わったシンシナティ・レッズ。今季のダークホースにも挙げられている赤い軍団は、残念ながら日本での知名度は高いとは言えないが、それでも魅力的な選手が大勢いる。球界屈指の選球眼を誇る強打者から球界屈指の偏屈者、投打二刀流で才能を発揮する選手まで、秋山の“愉快な仲間たち”を紹介しよう。

■ジョーイ・ボトー(一塁手)
レッズ一筋14年目のフランチャイズ・プレーヤー。ボールの見極めは歴代でも屈指のレベルで、リーグ最高出塁率を7度も記録している。15年ぶりのリーグ優勝を果たした10年は打率.324、37本塁打、リーグベストのOPS1.024をマークする活躍でMVPに輝いた。イチローに心酔し、打撃にも独自のこだわりを持つあたりは秋山とも相性が良さそうだが、あまのじゃく気質でファンに悪態をつくことも。

■トレバー・バウアー(先発投手)
UCLAで工科学を学び、自作のドローンを飛ばすほどの“理系オタク”。トレーニング施設『ドライブライン・ベースボール』を有名にしたのはバウアーと言っても過言ではなく、最新鋭の機器を用いて投球をアップデートし続ける。18年にはア・リーグ2位の防御率2.21を記録したが、昨季は降板への不満からボールをセンター方向へぶん投げ、直後にインディアンスから放出された。
 
■エウヘニオ・スアレス(三塁手)
メジャーデビューを果たした14年以降、本塁打の数を毎年増やしてメジャーを代表するスラッガーに成長。昨季はリーグ2位&ベネズエラ出身選手歴代最多の49本を放った。三塁守備では逆シングルの捕球がお手の物。試合中によくバブルガムを膨らませ、ギネス記録保持者から注目された。18年の日米野球で来日した際は夫婦ともども観光にも熱心に参加していた。

■ルイス・カスティーヨ(先発投手)
小柄な身体から平均96.4マイル(約155.1キロ)の4シームと魔球チェンジアップで打者を牛耳る姿は、同じドミニカ共和国出身のレジェンドであるペドロ・マルティネスと比較される。昨季は初のオールスター選出にリーグ6位の奪三振率(10.67)、チーム最多の15勝とブレイクした。ちなみに、マイナー時代にジャイアンツからマーリンズに移籍した際の交換相手は元楽天、巨人のケイシー・マギー。

■マイケル・ローレンゼン(救援投手)
大谷翔平(エンジェルス)よりスケールは一歩劣るものの、投打で才能を発揮するリリーフ右腕。昨季は自己最多の73試合に登板して防御率2.97の好成績をマーク。9月には1921年のベーブ・ルース以来となる「1試合で勝利投手&本塁打&野手守備」を達成した。SNSには二刀流を可能にするボディバランス抜群の動画を投稿する。
 

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