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MLB

稀代の出塁マシーンに球界屈指の偏屈者…秋山翔吾の“愉快な仲間たち”を一挙紹介!

藤原彬

2020.07.22

■アリスティデス・アキーノ(外野手)
昨年、突如としてブレイクを果たした怪物。3Aでの78試合で28本塁打を放つと、8月のメジャー昇格後に56試合で19発と大爆発して周囲の度肝を抜いた。目を引くのは打席で直立して構える特異な変則フォームで、ダイヤモンドを一周する際の力こぶポーズもおなじみになった。右のパワーヒッターで、同じ外野手でも秋山とは真逆のタイプ。

■ソニー・グレイ(先発投手)
シンカーを低めに集めてゴロを打たせる典型的なグラウンダーだったが、昨季は高速カメラなどの科学技術を駆使して鋭くなったスライダーを多投。リーグ5位の防御率2.87、自己最高の奪三振率10.52をマークするなど進化を遂げた。09年の日米大学野球と10年の世界大学野球選手権でアメリカ代表として参加し、ともに日本戦で登板。

■ニック・センゼル(ユーティリティ)
16年ドラフト全体2位で入団したチーム最高の期待株。プロ入り直後からマイナーで3年連続打率3割を超え、昨年5月にメジャーデビューを果たした。今季のブレイク候補として期待される一方、ポジションはプロ入り時の三塁から二塁、センターと転々。今季も定位置はなく、スーパーユーティリティとして出場機会増を狙う。
 
■アミール・ギャレット(救援投手)
速球と切れ味鋭いスライダーのコンビネーションで三振を量産する救援左腕。昨季はチーム最多の22ホールドを挙げ、今季も勝利が近付けば登板を観る機会は多そう。愛犬との散歩が趣味でのんびりするのが好きと語る一方、ここ2年連続で乱闘劇の主役となるなど血の気も多い。テレビゲームは球界屈指の腕前。

■デビッド・ベル(監督)
昨季から指揮を執る地元出身の理論派。チームが後手になっていたテクノロジー活用に積極的に乗り出し、5年ぶりの最下位脱出を成功させた。現役時代は内野手で、01年にはマリナーズでメジャー歴代最多タイのシーズン116勝に貢献。今や伝説となったイチローの“レーザービーム”送球を三塁で受けた。

文●藤原彬

著者プロフィール
ふじわら・あきら/1984年生まれ。『スラッガー』編集部に2014年から3年在籍し、現在はユーティリティとして編集・執筆・校正に携わる。

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