山口俊(トロント・ブルージェイズ)が現地時間29日、本拠地開幕戦となったワシントン・ナショナルズ戦の延長10回から今季2度目のマウンドに上がり、1.0回4失点(自責3)の内容で2敗目を喫した。
26日のメジャー初登板と同じ、延長10回無死二塁(今季特別に導入されたタイブレーク制のため)、0対0の場面で投入された山口は、この日も制球を乱して2者連続四球を与えて満塁のピンチを作る。しかし9番のビクター・ロブレスからメジャー初アウトとなる三振を奪って防御率∞(無限大)からの脱出に成功すると、次の打者も三振に打ち取った。
しかし、2番のアダム・イートンの打球が山口の左足にぶつかると、大きく跳ねた打球をセカンドがカバーする間に一塁走者が二塁セーフとなり、不運な形で失点してしまう。そして続くアズドゥルバル・カブレラに、走者一掃となる三塁打を浴びて一挙4失点。後続をどうにか打ち取ったが、2登板を終えて0勝2敗、防御率36.00と、この日も結果を残せなかった。
果たしてマウンドの炎上劇は、当然のようにSNSにも飛び火。フラストレーションを溜めたファンから罵詈雑言の嵐が飛び交い、「Shun Yamaguchi」のワードはブルージェイズが本拠地を置くカナダのツイッタートレンド1位にまで上がった。
確かにこの2登板の山口の出来は決して褒められるものではない。しかし、横浜時代は抑えも務めていたとはいえ、ここ数年は先発だったことを考えれば、いきなりの役割転向は簡単ではなかったはず。それがメジャー移籍1年目であればなおさらだ。果たして山口はこの後、見事なピッチングを見せて地元ファンを見返すことができるか。ここからは上を向くしかない。
構成●THE DIGEST編集部
26日のメジャー初登板と同じ、延長10回無死二塁(今季特別に導入されたタイブレーク制のため)、0対0の場面で投入された山口は、この日も制球を乱して2者連続四球を与えて満塁のピンチを作る。しかし9番のビクター・ロブレスからメジャー初アウトとなる三振を奪って防御率∞(無限大)からの脱出に成功すると、次の打者も三振に打ち取った。
しかし、2番のアダム・イートンの打球が山口の左足にぶつかると、大きく跳ねた打球をセカンドがカバーする間に一塁走者が二塁セーフとなり、不運な形で失点してしまう。そして続くアズドゥルバル・カブレラに、走者一掃となる三塁打を浴びて一挙4失点。後続をどうにか打ち取ったが、2登板を終えて0勝2敗、防御率36.00と、この日も結果を残せなかった。
果たしてマウンドの炎上劇は、当然のようにSNSにも飛び火。フラストレーションを溜めたファンから罵詈雑言の嵐が飛び交い、「Shun Yamaguchi」のワードはブルージェイズが本拠地を置くカナダのツイッタートレンド1位にまで上がった。
確かにこの2登板の山口の出来は決して褒められるものではない。しかし、横浜時代は抑えも務めていたとはいえ、ここ数年は先発だったことを考えれば、いきなりの役割転向は簡単ではなかったはず。それがメジャー移籍1年目であればなおさらだ。果たして山口はこの後、見事なピッチングを見せて地元ファンを見返すことができるか。ここからは上を向くしかない。
構成●THE DIGEST編集部