シカゴ・カブスのダルビッシュ有は現地時間13日、本拠地で行われたミルウォーキー・ブルワーズ戦に先発すると、5回までノーヒットノーランを続ける圧巻のピッチングで今季3勝目の権利を手にしている。
毎回の奪三振ショーがリグリー・フィールドで開催された。初回、前回登板でタイムリーを浴びたエリック・ソガードを、内角低めの97.6マイル(約156キロ)シンカーで見逃し三振に打ち取ると、死球で走者を許しながらも4番からも三振を奪って無失点スタート。2回も2者連続奪三振、5回までに毎回7Kの快投乱麻の投球だ。味方も2点の援護で好投を後押ししている。
しかも、5回を終えて許した走者は四死球3つで、ヒットは1本も許していない。今季緒戦に4回3失点で黒星を喫した相手にリベンジを続けている形だ。ダルビッシュはテキサス・レンジャーズ時代の2013年、9回2死まで完全試合を継続しながら快挙がその手から滑り落ちたことがあり、翌14年にも7回2死までノーヒットノーランと、支配的なピッチングを何度も見せてきた。
球数は80球と嵩んでおり、ここが一つのネックになりそうだが、この日のパフォーマンスもそれに準ずるハイレベルな出来を見せている。また、防御率は登板前の2.12から1.64まで改善しており、いずれにせよ今季の快調ぶりは疑いようのない事実だ。
構成●SLUGGER編集部
毎回の奪三振ショーがリグリー・フィールドで開催された。初回、前回登板でタイムリーを浴びたエリック・ソガードを、内角低めの97.6マイル(約156キロ)シンカーで見逃し三振に打ち取ると、死球で走者を許しながらも4番からも三振を奪って無失点スタート。2回も2者連続奪三振、5回までに毎回7Kの快投乱麻の投球だ。味方も2点の援護で好投を後押ししている。
しかも、5回を終えて許した走者は四死球3つで、ヒットは1本も許していない。今季緒戦に4回3失点で黒星を喫した相手にリベンジを続けている形だ。ダルビッシュはテキサス・レンジャーズ時代の2013年、9回2死まで完全試合を継続しながら快挙がその手から滑り落ちたことがあり、翌14年にも7回2死までノーヒットノーランと、支配的なピッチングを何度も見せてきた。
球数は80球と嵩んでおり、ここが一つのネックになりそうだが、この日のパフォーマンスもそれに準ずるハイレベルな出来を見せている。また、防御率は登板前の2.12から1.64まで改善しており、いずれにせよ今季の快調ぶりは疑いようのない事実だ。
構成●SLUGGER編集部