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ダルビッシュの快投に韓国メディアも脱帽!「まるでビデオゲーム」「進化し続けている」

THE DIGEST編集部

2020.08.16

圧巻の投球を続けるダルビッシュを韓国メディアが絶賛した。(C)Getty Images

 今季すでに3勝と快投を続けているダルビッシュ有を、韓国メディアが絶賛している。

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 現地時間13日に行なわれたミルウォーキー・ブルワーズ戦に先発したダルビッシュは、6回終了までノーヒットノーランの圧巻のピッチングを披露。7回にソロホームランを献上したものの、安打も失点も1にとどめ、7回を投げて1安打1失点、今季初の2ケタとなる毎回の11奪三振の快投で3勝目を手にした。

 このピッチング内容に韓国メディア『スポーツソウル』も脱帽。「まるでビデオゲームで作った投手のようだ」と称賛し、7球種を操って打者を手玉に取った右腕を褒めちぎった。
 
 ダルビッシュはこの日、最速97.9マイル(156キロ)の4シーム、97.6マイル(156キロ)のシンカー、カッター、カーブ、ナックルカーブ、スライダー、スプリッターと、多彩な変化球を駆使してブルワーズ打線を制圧。同メディアはこのパフォーマンスを「球威で打者を圧倒しながらも、70マイル(112.7キロ)のカーブで緩急調節まで行った。予測不能な配球で、最高のシーズンを作っている」と評価し、さらに「ダルビッシュをナショナルリーグのサイ・ヤング賞候補に挙げていた米メディアの予想は、現実のものになろうとしている」とまでぶち上げている。

 シカゴ・カブスの主戦投手は、現時点で防御率、WHIP、K/BBなど、ほぼすべてのカテゴリーでトップクラスの成績を残している。「進化し続けている」という同メディアの言葉を借りるまでもなく、"過去最高のダルビッシュ"を見せていると言えるだろう。この好調を持続できれば、2013年に2位に終わったサイ・ヤング賞も視野に入ってくるはずだ。

構成●THE DIGEST編集部
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