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大谷翔平、22打席ぶり安打はノーステップで逆転5号3ラン! 通算45本は井口資仁を超えて日本人歴代4位に

THE DIGEST編集部

2020.08.24

スランプを脱する見事な5号3ランを放った大谷。4番のアンソニー・レンドーン(右)も祝福した。(C)Getty Images

スランプを脱する見事な5号3ランを放った大谷。4番のアンソニー・レンドーン(右)も祝福した。(C)Getty Images

 ロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平投手が現地時間23日、敵地で行われたオークランド・アスレティックス戦に「5番・DH」で先発出場。2点を追う3回1死二、三塁の場面で、左中間に飛距離439フィート(約133.8m)の特大の5号逆転3ランを放った。この日の初回も凡退し、連続無安打は自己最長の21打席連続まで更新されていたが、ついに出た一本が最高の一打になった。
 相手先発は豪腕のフランキー・モンタス。大谷は過去3度対戦して8打数4安打1本塁打2打点、今季も7月24日の開幕戦の第1打席で中前打を放っていた。初回は三振に打ち取られたものの、3回の好機の場面でその好相性ぶりが遺憾なく発揮された。カウント2-1からの4球目、高めの95.3マイル(約153.4キロ)のシンカーを捉えると、打球はあっという間にセンター左方向へ突き刺さり、133mの特大アーチとなった。

 あまりの不振に大谷はここ数日、右足をノーステップにしたり、上げたりするなど試行錯誤を繰り返してきた。この日も打席の中で何度も調整を行い、本塁打はノーステップ打法で放ったものだった。この一打で大谷はメジャー通算45本塁打となり、井口資仁を抜いて日本人メジャーリーガー歴代4位に浮上。3位の城島健司にも3本差と迫っている。

構成●THE DIGEST編集部
 
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