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プロ野球

SLUGGER編集部がガチで選んだ!2020年オールスターメンバー:パ・リーグ編

SLUGGER編集部

2020.08.30

吉田(左)と柳田(中央)を中心に、外野は各チームのスターが勢ぞろい。一方内野では浅村(右)をはじめとして楽天の選手が多い。写真:徳原隆元、金子拓弥(THE DIGEST写真部)

吉田(左)と柳田(中央)を中心に、外野は各チームのスターが勢ぞろい。一方内野では浅村(右)をはじめとして楽天の選手が多い。写真:徳原隆元、金子拓弥(THE DIGEST写真部)

 本来、7月19~20日に予定されていたオールスターゲームは、新型コロナウイルスの影響で今季は中止となってしまった。夏の一大イベントが行われないのはいかにも寂しい。そこでSLUGGER編集部では、「もし今年もオールスターが行われていたら…」という仮定の下、独自に「真夏の球宴」にふさわしい選手を28人選んでみた(プラスワン投票は含まず。また、外国人枠は考慮しない)。今回はパ・リーグ編だ。

 選考方法はまず、各ポジションで最高の10人を選び、それに加えて守備位置などのバランスを考慮しながら、その他のメンバーを選出。通常のオールスターとは少々違うが、そこは留意してほしい。編集部が選んだ28人は以下の通りだ。

捕手 森友哉(西武)
一塁手 中田翔(日本ハム)
二塁手 浅村栄斗(楽天)
三塁手 鈴木大地(楽天)
遊撃手 茂木栄五郎(楽天)
外野手 柳田悠岐(ソフトバンク)
外野手 吉田正尚(オリックス)
外野手 マーティン(ロッテ)
DH ロメロ(楽天)
先発 涌井秀章(楽天)

【野手】
捕手 甲斐拓也(ソフトバンク)
内野手 山川穂高(西武)
内野手 中村奨吾(ロッテ)
内野手 外崎修汰(西武)
内野手 安達了一(オリックス)
外野手 近藤健介(日本ハム)
外野手 栗原陵矢(ソフトバンク)
外野手 西川遥輝(日本ハム)

【投手】
先発 石川柊太(ソフトバンク)
先発 山本由伸(オリックス)
先発 バーヘイゲン(日本ハム)
先発 田嶋大樹(オリックス)
先発 東浜巨(ソフトバンク)
救援 モイネロ(ソフトバンク)
救援 平良海馬(西武)
救援 益田直也(ロッテ)
救援 森唯斗(ソフトバンク)
救援 ブセニッツ(楽天)
 
 2018~19年に2年連続ファン投票1位でオールスターに出場し、昨年は首位打者に輝いた森友哉はここまでやや精彩を欠いているが、他にこれといって目立った捕手がいないのも事実。控えはソフトバンクの首位に貢献している甲斐と、打撃で成長を見せている若月健矢(オリックス)のどちらにするか迷ったが、これまでの実績も考慮して甲斐を選んだ。

 一塁は両リーグ最速で20号に到達した中田で決まりだ。控えには一時は不振に陥ったものの、リーグ3位タイの18本塁打を放っている山川と、これまで12本塁打と活躍中の井上晴哉(ロッテ)で迷ったが、ここは山川を選んだ。

 二塁は開幕直後から打ちまくっている浅村がメインメンバーで決まりだが、控えの中村も今季は打撃好調。外崎は昨季ほどのパンチ力はないが、リーグ2位タイの12盗塁、8月19日にはランニングホームランと足で魅せ、守備での貢献も高い。

 三塁ではオールスターの常連である松田宣浩(ソフトバンク)や、昨季打点王の中村剛也(西武)が今季は不振で選外となった一方で、FAで新加入の鈴木の活躍が目立つ。チームメイトの茂木も、重労働の遊撃を守って打率&OPSでリーグ上位に入るなど打撃好調だ。遊撃の控えは今宮健太(ソフトバンク)と迷ったが、例年は“守備の人”のイメージが強いが今季は打撃でも存在感を発揮している安達を選んだ。
 
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