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菊池が6回2安打無四球1失点の好投で今季2勝目!9回には平野が登板して2失点

SLUGGER編集部

2020.09.05

四球を1つも出さずとコントロールが冴えわたった一方で、最速156キロとスピードも両立して見事2勝目。今後の登板にも期待が持てそうだ。(C)Getty Images

 マリナーズの菊池雄星が現地時間4日、本拠地T-モバイル・パークで行われたレンジャーズ戦に先発し、6回2安打1失点の好投で今季2勝目を挙げた。

 初回先頭のレオディ・タベラスをカットボールで空振り三振に仕留めたのにはじまり、3回までパーフェクトと完璧な立ち上がりを見せた菊池。4回1死で2番イサイア・カイナーファレファに初安打を打たれたものの、続く3番ニック・ソラックを見事なチェンジアップでダブルプレーに打ち取る。マリナーズ打線も4回裏までに3点を入れ、好投の菊池を援護。
 
 5回には5番ホゼ・トリビーノにソロ本塁打を浴びるも、菊池は落ち着いていた。続くチュー・シンスーを見逃し三振、6番エルビス・アンドゥルースをショートゴロに打ち取って1点で抑える。6回もマウンドに上がって三者凡退。この日最後の対戦打者となったタベラスには、カウント1-2から97マイル(約156キロ)の4シームを外角低めにズバッと決め、この日7つめの三振を奪ってマウンドを降りた。

 その後マリナーズは、8回裏にJP・クロフォードが3ランを放ってレンジャーズを突き放す。9回には平野佳寿が4番手で登板し、1死満塁のピンチを招くも2失点に抑え、6対3でマリナーズが勝利。今季2勝目を挙げた菊池は、これで2試合連続の無四球と抜群のコントロールを見せており、次回登板にも期待が持てそうだ。

構成●SLUGGER編集部

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