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プロ野球

「力強い球を投げようと心がけた」西武のドラフト2位ルーキー・浜屋将太がプロ初勝利!37歳のベテランが援護

THE DIGEST編集部

2020.09.16

期待のルーキー浜屋がうれしい初勝利を挙げた。写真:滝川敏之

期待のルーキー浜屋がうれしい初勝利を挙げた。写真:滝川敏之

 西武3-1ロッテ/9月16日/メットライフドーム
 
 西武のドラフト2位ルーキー、浜屋将太がプロ初先発で初勝利を挙げた。
 
 昨晩「緊張して眠れなかった」という浜屋は、それを感じさせない力強い投球。立ち上がりから得意のチェンジアップでロッテ打線を翻弄し、初回を無失点に抑える。
 
 若き左腕を援護したのは37歳のベテランだった。1回裏、3番栗山巧が放った当たりは右中間スタンドに飛び込む第9号ソロホームランとなり、西武が先制する。さらに6回にも外崎修汰、栗山のタイムリーで2点を加え、試合を優位に運んだ。
 
 浜屋は、2回以降も懸命に腕を振るエネルギッシュな投球を続け、5回まで2安打無失点。6回には3番中村奨吾にタイムリーを許すも後続を断ち、無四球で6回を投げ切った。
 
 その後、西武は森脇亮介、平良海馬、増田達至とつなぎ、無失点リレーを完成させる。ロッテは2日連続で競り負け、首位ソフトバンク追撃には痛い連敗となった。
 
 浜屋はヒーローインタビューで「今日はやったろうという気持ちでマウンドに上がった。打たれてもいいから力強い球を投げようと心がけた」と初先発を振り返った。「柘植さんが引っ張ってくれたので、楽に投げられた」と、コンビを組んだ同じくルーキー捕手への感謝も忘れなかった。
 
 ウイニングボールは両親にあげたいと話した21歳。「どんな投手になりたいか」との質問には「浜屋が出てきたら安心だという投手になりたい」と力強く宣言した。
 
 2位ロッテに連勝し、4位に浮上した昨年の王者。勢いのあるサウスポーは、逆転でのCS出場の救世主になるかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

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