メジャーリーグのポストシーズンは現地時間2日、ナ・リーグのワイルドカード・シリーズ計2試合が行われた。
▼カブス(0勝) 0-2 マーリンズ(2勝)
前日は悪天候のため試合が順延となっていたが、カブスは予定通りダルビッシュ有が先発。レギュラーシーズンでは最多勝のタイトルを獲得し、サイ・ヤング賞候補にも挙げられるだけあってさすがの好投を見せ、6回までは無失点と好投。だが、打線もマーリンズ先発のシクスト・サンチェスの前に、4・5回と満塁のチャンスを作りながら無得点と、ダルビッシュを援護できなかった。
そして7回、2アウトまでは順調にとったダルビッシュだが、5番ギャレット・クーパーにレフトへの先制ホームランを浴びてしまう。この一発で動揺したか、続くマット・ジョイスにも二塁打を許し、マグネリウス・シエラのタイムリーで2点目を献上。ここで降板を余儀なくされた。結局、カブスはマーリンズに5投手の継投で“完封”され、ダルビッシュは6.2回2失点の好投もむなしく敗戦投手となってしまった。地区シリーズに進むマーリンズは、過去に1997年と2003年とこれまで2度のプレーオフ出場でいずれも世界一。この“不敗神話”はどこまで続くか注目される。
▼パドレス(2勝) 4-0 カーディナルス(1勝)
ともに1勝1敗、勝った方がシリーズ突破の大一番。前日敗れたカーディナルスが先発に立てた24歳の若きエース、ジャック・フラハティは、5回にパドレスのベテラン主砲、エリック・ホズマーのタイムリー二塁打で1点を失うも、6回1失点と好投。一方のパドレスはブルペン・ゲームで挑み、6回までに6投手を継投させて無失点に抑える。
だが、フラハティ降板後の7回、カーディナルスは守備の乱れもあって満塁とされ、そこからさらにエラーと押し出しで2点を追加されてしまう。パドレスは8回にも新人王候補にも挙げられるジェイク・クローネンワースにソロ本塁打が出て勝負あり。9回はクローザーのトレバー・ローゼンタールが3者連続三振で締めた。一方、カーディナルスが敗退したことで、4チームが出場していたナ・リーグ中地区の球団はいずれもワイルドカード・シリーズで姿を消すことになった。
これで地区シリーズに進出8チームがすべて出揃った。ア・リーグ地区シリーズは現地時間5日、ナ・リーグは6日から開幕する。
構成●SLUGGER編集部
【PHOTO】“20年サイ・ヤング賞候補”ダルビッシュ有。投球からイケメンぶり、マエケンらとの絡みも!
▼カブス(0勝) 0-2 マーリンズ(2勝)
前日は悪天候のため試合が順延となっていたが、カブスは予定通りダルビッシュ有が先発。レギュラーシーズンでは最多勝のタイトルを獲得し、サイ・ヤング賞候補にも挙げられるだけあってさすがの好投を見せ、6回までは無失点と好投。だが、打線もマーリンズ先発のシクスト・サンチェスの前に、4・5回と満塁のチャンスを作りながら無得点と、ダルビッシュを援護できなかった。
そして7回、2アウトまでは順調にとったダルビッシュだが、5番ギャレット・クーパーにレフトへの先制ホームランを浴びてしまう。この一発で動揺したか、続くマット・ジョイスにも二塁打を許し、マグネリウス・シエラのタイムリーで2点目を献上。ここで降板を余儀なくされた。結局、カブスはマーリンズに5投手の継投で“完封”され、ダルビッシュは6.2回2失点の好投もむなしく敗戦投手となってしまった。地区シリーズに進むマーリンズは、過去に1997年と2003年とこれまで2度のプレーオフ出場でいずれも世界一。この“不敗神話”はどこまで続くか注目される。
▼パドレス(2勝) 4-0 カーディナルス(1勝)
ともに1勝1敗、勝った方がシリーズ突破の大一番。前日敗れたカーディナルスが先発に立てた24歳の若きエース、ジャック・フラハティは、5回にパドレスのベテラン主砲、エリック・ホズマーのタイムリー二塁打で1点を失うも、6回1失点と好投。一方のパドレスはブルペン・ゲームで挑み、6回までに6投手を継投させて無失点に抑える。
だが、フラハティ降板後の7回、カーディナルスは守備の乱れもあって満塁とされ、そこからさらにエラーと押し出しで2点を追加されてしまう。パドレスは8回にも新人王候補にも挙げられるジェイク・クローネンワースにソロ本塁打が出て勝負あり。9回はクローザーのトレバー・ローゼンタールが3者連続三振で締めた。一方、カーディナルスが敗退したことで、4チームが出場していたナ・リーグ中地区の球団はいずれもワイルドカード・シリーズで姿を消すことになった。
これで地区シリーズに進出8チームがすべて出揃った。ア・リーグ地区シリーズは現地時間5日、ナ・リーグは6日から開幕する。
構成●SLUGGER編集部
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