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【本日のプレーオフ】スタントンの満塁弾が決定打となりヤンキースがレイズに先勝! アストロズはアスレティックスに逆転勝ち

SLUGGER編集部

2020.10.06

9回にダメ押しの満塁弾を放ったスタントン(左)。バックスクリーンへ飛び込む特大の一打だった。(C)Getty Images

▼ア・リーグ地区シリーズ第1戦(ドジャー・スタジアム)
アスレティックス(0勝) 5-10 アストロズ(1勝)
 アスレティックスは2回に6番クリス・デービスの2ランで先制し、3回はショーン・マーフィー、4回にもマット・オルソンが本塁打を放つなど一発攻勢でアストロズ先発のランス・マッカラーズJr.を攻め立て、序盤を優位に進めた。

 だが、アスレティックス打線はマッカラーズJr.が降板した後は完全に沈黙。これで流れをつかんだアストロズは、3対5で迎えた6回、今季21試合に登板して失点したのは2試合だけのJB・ウェンデルゲンから連打で一気に4点を奪って逆転。7回にはカルロス・コレアがこの日2本目の本塁打で突き放し、9回にも連打でダメ押しの2点を入れて完勝した。
 
▼ア・リーグ地区シリーズ(ペトコ・パーク)
レイズ(0勝) 3-9 ヤンキース(1勝)
 ブレイク・スネル(レイズ)とゲリット・コール(ヤンキース)のエース対決となったが、予想に反して計6本塁打が乱れ飛ぶ空中戦となった。初回、ヤンキースはアーロン・ヒックスの犠牲フライで先制するも、その裏レイズはランディ・アロザレナの本塁打ですぐさま同点に追いつく。3回にはクリント・フレイジャーのホームランでヤンキースが勝ち越すと、4回にレイズがチェ・ジマンの2ランで逆転。だが、5回に再びヤンキースがカイル・ヒガシオカとアーロン・ジャッジのホームランでリードを奪う……という具合に、中盤までは目まぐるしい攻防が展開された。

 その後は両軍リリーフ陣の踏ん張りで6~8回はゼロ行進が続いたが、ヤンキースは4対3と1点リードで迎えた9回表に5番ジャンカルロ・スタントンが、バックスクリーンにダメ押しの満塁本塁打を叩き込むなどして5点を挙げ、死闘にケリをつけた。なお、筒香嘉智(レイズ)の出場はなかった。

 明日は上記2カードの第2戦に加えて、ナ・リーグ地区シリーズも開幕。ブレーブスvsマーリンズはアストロズの本拠地ミニッツメイド・パークで、ドジャースvsパドレスはレンジャーズの本拠地グローブライフ・フィールドで行われる。

構成●SLUGGER編集部

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【動画】ヤンキースの勝利を決めたスタントンの満塁弾!