▼ア・リーグ地区シリーズ第3戦(ドジャー・スタジアム)
アスレティックス(1勝) 9-7 アストロズ(2勝)
0勝2敗と王手をかけられていたアスレティックスが、終盤の猛攻で逆転勝ちを収めた。アスレティックスは初回のトミー・ラステラの先制ソロ本塁打を皮切りに5回までに4本のホームランを放ったが、いずれもソロ。一方、アストロズはホゼ・アルトゥーベの本塁打などで初回に2点を挙げ、5回にはアレドミーズ・ディアズの2ランを皮切りに5点を追加し、6回までに7対4とリードした。
しかし7回、無死一、三の場面からチャド・ピンダーが右翼最前列に飛び込む3ランでアスレティックスは同点に追いつくと、その裏から何とクローザーのリアム・ヘンドリクスを投入。8回には2本の犠牲フライで勝ち越しに成功すると、ヘンドリクスがそのまま最後まで投げ切り、3回無失点4奪三振。窮地に立たされた西地区王者が意地を見せた。
▼ア・リーグ地区シリーズ第3戦(ペトコ・パーク)
レイズ(2勝) 8-4 ヤンキース(1勝)
"ポストシーズン男"のはずの田中将大(ヤンキース)が2試合続けて炎上。2回に先制を許すと、4回にはレギュラーシーズンわずか3本塁打のケビン・キアマイアーに初球の甘く入ったカーブを完璧に捉えられ、まさかの3ランを浴びてしまう。5回先頭のランディ・アロザレナにもソロ本塁打を被弾し、4.0回5失点でKOされた。その後もレイズ打線は止まらず、6回には9番マイケル・ぺレスにも2ランが出るなど一発攻勢で大量得点を挙げた。
一方のヤンキースはレイズ先発チャーリー・モートンに5回2失点に抑えられ、その後も8回にジャンカルロ・スタントンがプレーオフ5試合連続となる本塁打を放ったのみ。1勝2敗と後がなくなった。なお、5番・指名打者でスタメン出場した筒香嘉智(レイズ)は5打数無安打だった。
▼ナ・リーグ地区シリーズ第2戦(ミニッツメイド・パーク)
ブレーブス(2勝) 2-0 マーリンズ(0勝)
昨日の乱打戦とは打って変わって、ロースコアの好ゲームとなった。ブレーブスは先発のルーキー、イアン・アンダーソンが5.2回を3安打無失点、8奪三振とワイルドカード・シリーズに続く快投を披露。その後もリリーフ陣が1安打も許さず完封リレーで王手をかけた。
マーリンズ先発のパブロ・ロペスも5回2失点、5回には3者連続空振り三振を奪うなど好投するも、2回にダンズビー・スワンソン、4回にトラビス・ダーノウと2本のソロ本塁打を浴びて敗北。球団史上プレーオフで敗退したことがないマーリンズだが、これで後がなくなった。明日はワイルドカード・シリーズでダルビッシュ有(カブス)と投げ合ったルーキーのシクスト・サンチェスが先発。ブレーブスはプレーオフ初登板となるカイル・ライトで迎えうつ。
▼ナ・リーグ地区シリーズ第2戦(グローブライフ・フィールド)
ドジャース(2勝) 6-3 パドレス(0勝)
2019年MVPのコディ・ベリンジャーが攻守に活躍し、ドジャースが連勝。先制したのはパドレスだったが、3回に連打でドジャースが3点を挙げて逆転すると、4回にもベリンジャーの本塁打で加点する。しかし6回、好投していた先発のクレイトン・カーショウが先頭のマニー・マチャドとエリック・ホズマーに連続本塁打を浴びて1点差に迫られた。
さらに7回、2死二塁の場面でフェルナンド・タティースJr.がセンターへ大きな当たり。逆転ホームランかと思われたが、センターのベリンジャーがジャンプ一番ホームランキャッチを披露した。この大ファインプレーで勢いに乗ったか、ドジャースは直後の7回裏に2点を追加。9回にクローザーのケンリー・ジャンセンが2点を失い、代わったジョー・ケリーも満塁のピンチを招くが1点差で辛くも逃げ切り、リーグ優勝決定シリーズ進出まであと1勝とした。
構成●SLUGGER編集部
【PHOTO】6年間で通算75勝!抜群の勝負強さを発揮する"田中将大"特集!
アスレティックス(1勝) 9-7 アストロズ(2勝)
0勝2敗と王手をかけられていたアスレティックスが、終盤の猛攻で逆転勝ちを収めた。アスレティックスは初回のトミー・ラステラの先制ソロ本塁打を皮切りに5回までに4本のホームランを放ったが、いずれもソロ。一方、アストロズはホゼ・アルトゥーベの本塁打などで初回に2点を挙げ、5回にはアレドミーズ・ディアズの2ランを皮切りに5点を追加し、6回までに7対4とリードした。
しかし7回、無死一、三の場面からチャド・ピンダーが右翼最前列に飛び込む3ランでアスレティックスは同点に追いつくと、その裏から何とクローザーのリアム・ヘンドリクスを投入。8回には2本の犠牲フライで勝ち越しに成功すると、ヘンドリクスがそのまま最後まで投げ切り、3回無失点4奪三振。窮地に立たされた西地区王者が意地を見せた。
▼ア・リーグ地区シリーズ第3戦(ペトコ・パーク)
レイズ(2勝) 8-4 ヤンキース(1勝)
"ポストシーズン男"のはずの田中将大(ヤンキース)が2試合続けて炎上。2回に先制を許すと、4回にはレギュラーシーズンわずか3本塁打のケビン・キアマイアーに初球の甘く入ったカーブを完璧に捉えられ、まさかの3ランを浴びてしまう。5回先頭のランディ・アロザレナにもソロ本塁打を被弾し、4.0回5失点でKOされた。その後もレイズ打線は止まらず、6回には9番マイケル・ぺレスにも2ランが出るなど一発攻勢で大量得点を挙げた。
一方のヤンキースはレイズ先発チャーリー・モートンに5回2失点に抑えられ、その後も8回にジャンカルロ・スタントンがプレーオフ5試合連続となる本塁打を放ったのみ。1勝2敗と後がなくなった。なお、5番・指名打者でスタメン出場した筒香嘉智(レイズ)は5打数無安打だった。
▼ナ・リーグ地区シリーズ第2戦(ミニッツメイド・パーク)
ブレーブス(2勝) 2-0 マーリンズ(0勝)
昨日の乱打戦とは打って変わって、ロースコアの好ゲームとなった。ブレーブスは先発のルーキー、イアン・アンダーソンが5.2回を3安打無失点、8奪三振とワイルドカード・シリーズに続く快投を披露。その後もリリーフ陣が1安打も許さず完封リレーで王手をかけた。
マーリンズ先発のパブロ・ロペスも5回2失点、5回には3者連続空振り三振を奪うなど好投するも、2回にダンズビー・スワンソン、4回にトラビス・ダーノウと2本のソロ本塁打を浴びて敗北。球団史上プレーオフで敗退したことがないマーリンズだが、これで後がなくなった。明日はワイルドカード・シリーズでダルビッシュ有(カブス)と投げ合ったルーキーのシクスト・サンチェスが先発。ブレーブスはプレーオフ初登板となるカイル・ライトで迎えうつ。
▼ナ・リーグ地区シリーズ第2戦(グローブライフ・フィールド)
ドジャース(2勝) 6-3 パドレス(0勝)
2019年MVPのコディ・ベリンジャーが攻守に活躍し、ドジャースが連勝。先制したのはパドレスだったが、3回に連打でドジャースが3点を挙げて逆転すると、4回にもベリンジャーの本塁打で加点する。しかし6回、好投していた先発のクレイトン・カーショウが先頭のマニー・マチャドとエリック・ホズマーに連続本塁打を浴びて1点差に迫られた。
さらに7回、2死二塁の場面でフェルナンド・タティースJr.がセンターへ大きな当たり。逆転ホームランかと思われたが、センターのベリンジャーがジャンプ一番ホームランキャッチを披露した。この大ファインプレーで勢いに乗ったか、ドジャースは直後の7回裏に2点を追加。9回にクローザーのケンリー・ジャンセンが2点を失い、代わったジョー・ケリーも満塁のピンチを招くが1点差で辛くも逃げ切り、リーグ優勝決定シリーズ進出まであと1勝とした。
構成●SLUGGER編集部
【PHOTO】6年間で通算75勝!抜群の勝負強さを発揮する"田中将大"特集!