26日に行われたドラフト会議で、日本ハムは苫小牧駒沢大・伊藤大海を単独指名し、交渉権獲得に成功した。彼が一体どんな選手なのかを紹介しよう。
　
【名前】伊藤大海（いとう・ひろみ）
【生年月日】1997年７月31日（23歳）
【出身地】北海道
【身長／体重】176cm／80kg
【守備位置】投手
【投打】右投左打
【経歴】駒大苫小牧高→駒沢大（中退）→苫小牧駒沢大
  　ドラフト直前に公言していた通り、日本ハムが一本釣りに成功した地元北海道出身の本格派右腕。リーグ戦では主に先発を務め、常時150キロ台のストレート、カットボール、スライダー、カーブなどで打者を抑える。

　大学日本代表ではクローザーを拝命。ストレートの球速は最速155キロまで上昇し、日米大学野球選手権では、のちにMLBのドラフトで全体１位指名を受ける強打者スペンサー・トーケルソンを完全に力でねじ伏せる快投を披露した。日本ハムのチーム事情を考えれば、即リリーフとして使いたいところだろうが、持っているエンジンは大きく先発としても期待できそうだ。

構成●THE DIGEST編集部