プロ野球

ロッテ主砲・マーティンが2年6億3000万円で契約延長! 米メディアは「日本で強打者に変貌した」と打撃の進化を称賛

THE DIGEST編集部

2020.11.05

チームに欠かせない大砲マーティンが来季も残留へ。写真:産経新聞社

 クライマックスシリーズ進出へ暗雲が立ち込めているロッテに、朗報が届いた。

 米最大手メディア『ESPN』のエンリケ・ロハス記者は現地時間4日、自身のツイッターを更新し、「レオニス・マーティンが日本の千葉ロッテマリーンズと2年600万ドル(約6億3000万円)で契約延長に合意した」と報じた。ロハス氏によれば、この契約はインセンティブ込みの金額だという。

 キューバ出身のマーティンは2011年からテキサス・レンジャーズなどメジャーで9年プレーした外野手だ。19年シーズン途中にクリーブランド・インディアンスから解雇されると、7月14日にロッテと契約。メジャーで鳴らした強肩を武器に1年目は5補殺を記録すると、打撃でも194打数で14本塁打とパワーを発揮し、今季も104試合に出場して打率.234、リーグ4位の25本塁打、6位の出塁率.382と主砲として活躍していた。
 
 しかし、10月21日の西武戦で左足を負傷して戦線離脱。大砲の離脱と期を合わせるようにチームも得点力不足にあえぎ、CS進出が遠のいているが、来季も強肩強打のマーティンがいることは少なくとも心の支えになるはずだ。

 マーティンとロッテの契約延長はロハス氏以外にも現地メディアは報道。『SBネーション』でマーティンが5年間在籍していたレンジャーズ番のアダム・J・モリス記者もニュースを取り上げて当時の活躍を解雇している。

 モリス氏は「レンジャーズでは期待されたほど打撃は進歩しなかったが、盗塁ができ(30盗塁以上を2度記録)、衝撃的な強肩を誇る平均以上の守備的センターだった」と振り返り、「レオニスは日本でパワーヒッターに変貌した」と驚き混じりで、課題の打撃を33歳にして成長させたことを讃えた。

構成●THE DIGEST編集部
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