日韓両国の深刻な関係悪化は、確実にスポーツ界にも暗い影を落としている。
韓国の全国スポーツ紙『スポーツソウル』日本語版は「"日本離れ"が加速する韓国プロ野球」と銘打ち、特集記事を掲載。9月18日にKBO(韓国プロ野球機構)が発した「今年は(韓国の)全球団が秋季キャンプを日本で行なわない」との声明を受け、さっそくSKワイバーンズがキャンプ地の変更を決めたという。
SKは11月の秋季キャンプ地を鹿児島からキャンベラ(オーストラリア)に、来年2月の春季キャンプ地を沖縄からツーソン(アメリカ)に切り替えた。関係者は同紙の取材に対し、「韓日関係の葛藤による世論を考慮して、日本ではなくオーストラリアやアメリカでキャンプすることを決定した。変更に先立って、これまで使ってきた日本のキャンプ地を訪問し、了解を求めた」と答えている。
『スポーツソウル』紙は、「昨年は海外キャンプを実施した8球団がすべて、日本を秋季キャンプ地に選んだ。SKをはじめ、斗山ベアーズ、サムスン・ライオンズ、KIAタイガース、KTウィズ、ロッテ・ジャイアンツ、LGツインズ、ハンファ・イーグルスが沖縄、宮崎などでキャンプを行なった。つまり国内キャンプ組のNCダイノスとキウム・ヒーローズ以外、全球団が日本をキャンプ地に選んでいたわけだ」と説明し、「だが今年は両国の関係が悪化し、プロ野球の各チームも訪日を敬遠している」とレポートした。 韓国からの観光客が大幅に減少しており、九州を中心に莫大な経済ダメージを与えているが、これはスポーツの分野にも影響を及ぼし、さまざまなカテゴリーでの交流が途絶えつつある。野球だけでなく韓国プロサッカー、Kリーグのクラブも、春先の日本行きを軒並みキャンセルする予定だという。
構成●THE DIGEST編集部
参照元●スポーツソウル日本語版
韓国の全国スポーツ紙『スポーツソウル』日本語版は「"日本離れ"が加速する韓国プロ野球」と銘打ち、特集記事を掲載。9月18日にKBO(韓国プロ野球機構)が発した「今年は(韓国の)全球団が秋季キャンプを日本で行なわない」との声明を受け、さっそくSKワイバーンズがキャンプ地の変更を決めたという。
SKは11月の秋季キャンプ地を鹿児島からキャンベラ(オーストラリア)に、来年2月の春季キャンプ地を沖縄からツーソン(アメリカ)に切り替えた。関係者は同紙の取材に対し、「韓日関係の葛藤による世論を考慮して、日本ではなくオーストラリアやアメリカでキャンプすることを決定した。変更に先立って、これまで使ってきた日本のキャンプ地を訪問し、了解を求めた」と答えている。
『スポーツソウル』紙は、「昨年は海外キャンプを実施した8球団がすべて、日本を秋季キャンプ地に選んだ。SKをはじめ、斗山ベアーズ、サムスン・ライオンズ、KIAタイガース、KTウィズ、ロッテ・ジャイアンツ、LGツインズ、ハンファ・イーグルスが沖縄、宮崎などでキャンプを行なった。つまり国内キャンプ組のNCダイノスとキウム・ヒーローズ以外、全球団が日本をキャンプ地に選んでいたわけだ」と説明し、「だが今年は両国の関係が悪化し、プロ野球の各チームも訪日を敬遠している」とレポートした。 韓国からの観光客が大幅に減少しており、九州を中心に莫大な経済ダメージを与えているが、これはスポーツの分野にも影響を及ぼし、さまざまなカテゴリーでの交流が途絶えつつある。野球だけでなく韓国プロサッカー、Kリーグのクラブも、春先の日本行きを軒並みキャンセルする予定だという。
構成●THE DIGEST編集部
参照元●スポーツソウル日本語版