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プロ野球

2020年日本シリーズが開幕!5番・栗原が一人で4打点を叩き出す

SLUGGER編集部

2020.11.21

24歳の若鷹・栗原が2回の先制2ランを含む4打点と大活躍中。写真:塚本凜平(THE DIGEST写真部)

24歳の若鷹・栗原が2回の先制2ランを含む4打点と大活躍中。写真:塚本凜平(THE DIGEST写真部)

 21日に開幕した巨人対ソフトバンクの日本シリーズで、5番ライトで日本シリーズ初スタメンを勝ち取った栗原陵矢(ソフトバンク)が大活躍を演じている。まず、グラシアルを一塁に置いて回ってきた2回の第1打席では、巨人の先発・菅野智之が3球目に投じたスライダーをたたいて、右中間スタンドへ先制2ランを放り込んだ。
 
 この日の菅野にとって、栗原は鬼門としか言えなかった。第2打席でも二塁打を打たれ、さらに6回の第3打席。2死一、三塁でみたび栗原と対峙した菅野は、何としても追加点を与えまいと徹底的に外角を攻めるが、4球目を栗原がうまく合わせた打球は、左中間の深いところへ抜けていった。これで2人のランナーが生還してリードは4点にまで広がり、菅野はこの回限りで降板した。

 栗原は4打席目は四球を選び、3打数3安打の打率10割。しかも安打はすべて長打で、ソフトバンクの5得点のうち4打点を一人で挙げている。

構成●SLUGGER編集部
 

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