セ・リーグのシーズン全日程が終了し、個人タイトル獲得選手が決定した。
複数のタイトルを手中に収めた選手が目立ち、受賞者以外にも今永昇太(DeNA)、坂本勇人(巨人)や山田哲人(ヤクルト)らが複数の部門で争ってタイトルレースを最後まで盛り上げた。
【投手】
■最優秀防御率 大野雄大(中日) 防御率2.58 初
9月30日の最終戦に先発して阪神打線を4回一死までパーフェクトに封じ、ジョンソン(広島)をかわして初のタイトルを獲得した。昨季は未勝利に終わった男が好物の酒とラーメン店通いを控えると、8月13日に通算1000投球回に到達し、9月14日の阪神戦で史上81人目のノーヒット・ノーラン達成した。タイトルの対象ではないが、イニング数(177.2回)や被打率(.206)もリーグベストで、9勝しか挙げられなかったのは気の毒だった。
■最多勝利 山口俊(巨人) 15勝 初
■最多奪三振 山口俊(巨人) 188奪三振 初
■勝率第1位 山口俊(巨人) 勝率.789 初
4勝をマークして月間MVPを獲得した3・4月と6月だけでなく、3勝を挙げた7月と9月も無敗。エースの菅野智之が苦しむ状況で自己最多の投球回をこなし、チームの貯金(13)とほぼ同じ11も勝ち越すなど大黒柱と言える活躍だった。8月12日に通算1000奪三振に到達、投手三冠を確定させた9月28日のヤクルト戦では7回までノーヒットピッチングを披露した。 ■最多セーブ 山﨑康晃(DeNA) 30セーブ 2年連続2度目
7月17日の広島戦で史上最年少で通算150セーブ記録、9月中旬には早々と2年連続最多セーブを確定させた。年間では例年どおりの安定感だったが、5年目にして初の逆転弾を浴び、リーグ優勝を争った9月下旬には同点の9回から4年ぶりにイニングをまたぐなど、例年とは違う一面も見せている。また、オールスターではプロ初の牽制球を投げて話題となった。
■最優秀中継ぎ ロドリゲス(中日) 44ホールドポイント 初
8回のマウンドに定着してチーム最多の64試合に登板。昨季、左腕史上最速159kmを記録したスピードボールだけでなくスライダーとチェンジアップも一級品で、高速で沈むツーシームを交えてゴロを打たせる術も備える。左打者には特に強く、披打率.153で被本塁打なし。同部門トップ3は助っ人で占められ、上位10傑のうち6人が外国人投手となった。
複数のタイトルを手中に収めた選手が目立ち、受賞者以外にも今永昇太(DeNA)、坂本勇人(巨人)や山田哲人(ヤクルト)らが複数の部門で争ってタイトルレースを最後まで盛り上げた。
【投手】
■最優秀防御率 大野雄大(中日) 防御率2.58 初
9月30日の最終戦に先発して阪神打線を4回一死までパーフェクトに封じ、ジョンソン(広島)をかわして初のタイトルを獲得した。昨季は未勝利に終わった男が好物の酒とラーメン店通いを控えると、8月13日に通算1000投球回に到達し、9月14日の阪神戦で史上81人目のノーヒット・ノーラン達成した。タイトルの対象ではないが、イニング数(177.2回)や被打率(.206)もリーグベストで、9勝しか挙げられなかったのは気の毒だった。
■最多勝利 山口俊(巨人) 15勝 初
■最多奪三振 山口俊(巨人) 188奪三振 初
■勝率第1位 山口俊(巨人) 勝率.789 初
4勝をマークして月間MVPを獲得した3・4月と6月だけでなく、3勝を挙げた7月と9月も無敗。エースの菅野智之が苦しむ状況で自己最多の投球回をこなし、チームの貯金(13)とほぼ同じ11も勝ち越すなど大黒柱と言える活躍だった。8月12日に通算1000奪三振に到達、投手三冠を確定させた9月28日のヤクルト戦では7回までノーヒットピッチングを披露した。 ■最多セーブ 山﨑康晃(DeNA) 30セーブ 2年連続2度目
7月17日の広島戦で史上最年少で通算150セーブ記録、9月中旬には早々と2年連続最多セーブを確定させた。年間では例年どおりの安定感だったが、5年目にして初の逆転弾を浴び、リーグ優勝を争った9月下旬には同点の9回から4年ぶりにイニングをまたぐなど、例年とは違う一面も見せている。また、オールスターではプロ初の牽制球を投げて話題となった。
■最優秀中継ぎ ロドリゲス(中日) 44ホールドポイント 初
8回のマウンドに定着してチーム最多の64試合に登板。昨季、左腕史上最速159kmを記録したスピードボールだけでなくスライダーとチェンジアップも一級品で、高速で沈むツーシームを交えてゴロを打たせる術も備える。左打者には特に強く、披打率.153で被本塁打なし。同部門トップ3は助っ人で占められ、上位10傑のうち6人が外国人投手となった。