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プロ野球

韓国プロ野球のMVP・ロハスJr.が日本移籍を決めた“ワケ”「日本でも活躍したらメジャー契約を…」

THE DIGEST編集部

2020.12.15

KBO最強スラッガーが阪神入団のエピソードを語る。彼にはどうしても、成し遂げなければいけない理由があったようだ。(C)Getty Images

KBO最強スラッガーが阪神入団のエピソードを語る。彼にはどうしても、成し遂げなければいけない理由があったようだ。(C)Getty Images

 このオフのストーブリーグ、阪神は複数人の実力派外国人選手を獲得して話題を呼んでいる。中でも、2年500万ドル(約5億4000万円)の好条件を提示した両打ち外野手のメル・ロハスJr.は今季韓国プロ野球(KBO)でMVPを獲得した超大物だ。

 ロハスJr.を巡ってはMLB球団も食指を伸ばしていた中で、果たしてなぜ日本行きを選んだのだろうか。15日、ロハスJr.は自身のツイッター(@melrojasjr)で韓国の通信社『聯合ニュース』によるインタビュー記事をリツイート。日本球界移籍の“真相”を明かした。彼が強調しているのは、今回の日本移籍はお金の問題ではなく、自身の“プライド”のためだという。

「MLBのフロント、GMたちが俺に言ったんだ。『キミが韓国で記録した数字はMLB球団にとって何の意味もないんだよ。なぜなら、KBOのレベルはMLBに劣るからね』」

 この言葉はロハスJr.にとって相当にショックだったようだ。2017年シーズン途中に韓国へ移った大砲は、同年に83試合で18本塁打を放つと、翌年は43発、そして今年は47本塁打&135打点でタイトルを獲得し、打率.349はリーグ3位とあわや三冠王もあり得た。しかし、通算4シーズンで打率.321、132本塁打、OPS.982と圧巻の成績を残しながらも、MLB球団からは見向きもされていなかった。ロハスJr.は「みんながまだ俺の実力を疑っているんだ」と吐露した一方で、MLBのフロントからはこうも告げられたという。
 
「もし俺が日本でも韓国と同じくらいの数字を残したら、彼らは俺にメジャー契約をくれるって言われたんだ」

 ロハスJr.はこれに奮い立ち、「俺はこの挑戦を受けてやろうと思ったんだ」と“日本挑戦”を決断したという。もちろん、金銭面も理由の一つではあったようだ。KBOでは来季の年俸に関して、コロナ禍のような事態があれば減額しても良いと認めている一方で、NPBではどんな状況でも全額保証されているのはポイントだと認めている。そして、今季のKBO外国人打者で最高年俸だったロハスJr.でも150万ドル(約1億5588万円)であり、昇給面も後押しした。

 とはいえ、今回の阪神との契約は2年目がプレーヤーオプション。つまり、ロハスJr.が2022年も阪神でプレーするかどうかを選択する権利を持っている。これはもちろん、日本でも実力を証明できた時は、晴れてメジャー挑戦をするためだ。

 外国人選手の中には時に、ピークを過ぎて最後の年金をもらう感覚でプレーしていたこともあった。しかし、大きな志を持つロハスJr.には、その心配はないかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部
 
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