全12球団の主力選手の2020年シーズンを5段階の通信簿形式で振り返っていく。評価は各選手のこれまでの実績や期待値も踏まえて査定した。
※評価:よくできました(A)、まずまずです(B)、可もなく不可もなく(C)、がんばりましょう(D)、ガッカリです(E)
【投手】
●小川泰弘
[試合]20[勝敗]10-8[防御率]4.61
[投球回]119.0[奪三振]83
評価:可もなく不可もなく(C)
8月15日のDeNA戦でノーヒットノーランを達成。しかしその後から調子を落とし、
10月以降は1勝4敗、防御率8.72と苦しんだ。それでも5年ぶりの2ケタ勝利を達成し、チーム最多の20先発と意地を見せた。
●高梨裕稔
[試合]18[勝敗]3-6[防御率]4.12
[投球回]94.0 [奪三振]84
評価:がんばりましょう(D)
移籍2年目は高津監督に苦言を呈されて早期降板する試合もあり、規定投球回に届かず。チームトップの84奪三振、同2位の17先発はまずまずだが、力量的にはもう少しやれるはず。
●石川雅規
[試合]15[勝敗]2-8[防御率]4.48
[投球回]76.1 [奪三振]41
評価:がんばりましょう(D)
開幕投手を任されたものの、9試合連続白星なしの5連敗。2勝はキャリアワーストと苦しんだが、それでもチーム3位の76.1回を投げた。引退した同学年の五十嵐亮太の思いを背負い、通算200勝を目指す。
●吉田大喜
[試合]14[勝敗]2-7[防御率]5.21
[投球回]67.1[奪三振]53
評価:可もなく不可もなく(C)
7月半ばから先発ローテーションに入り、怪我なくシーズンを完走した。もっとも、K/BB1.56はチームワースト(30投球回以上)と内容はまだまだで、来季は制球力を磨き、イニング数増加を図りたい。
●スアレス
[試合]12[勝敗]4-4[防御率]2.67
[投球回]67.1[奪三振]52
評価:可もなく不可もなく(C)
2ヵ月の離脱があったものの、先発投手ではチーム2位の4勝をマーク。来日2年で16先発にとどまるも防御率2.44。投げることができれば安定した投球が見込めるので、故障との戦いを制せるかがカギ。
●清水昇
[試合]52[勝敗]0-4[ホールド]30
[防御率]3.54[投球回]53.1[奪三振]58
評価:よくできました(A)
「8回の男」に定着し、最優秀中継ぎ賞のタイトルを獲得。被本塁打率1.69と一発に泣いた一方、WHIP1.14と余計な走者を許さず、致命傷にはならなかった。
●高橋奎二
[試合]10[勝敗]1-3[防御率]3.94
[投球回]48.0[奪三振]51
評価:ガッカリです(D)
7月30日の阪神戦で8回無失点投球を見せたのがハイライト。6回以上を投げたのはこの1試合だけだった。奪三振率9.56と力はあるだけに、来季こそ先発ローテーション定着に期待がかかる。
●マクガフ
[試合]50[勝敗]4-1[ホールド]23
[防御率]3.91[投球回]46.0[奪三振]52
評価:可もなく不可もなく(C)
防御率は昨季より悪化したものの、奪三振率は8.39→10.17と大きく上昇。無人の一塁に牽制球を投じる珍場面を演じたが、2年連続50試合以上に登板するなど勝ちパターンの一角を支えた。
★投のMVP★
●石山泰稚
[試合]44[勝敗]3-2[セーブ]20
[防御率]2.01[投球回]44.2[奪三振]58
評価:よくできました(A)
3度の登録抹消があった昨季と異なり、今季は一度もなく守護神の座をキープ。K/BB5.27と投球内容も素晴らしく、10月以降は12試合連続無失点でシーズンを終え、国内FA権を行使せずに4年契約で残留した。
●長谷川宙輝
[試合]44[勝敗]1-2[ホールド]7
[防御率]5.82[投球回]43.1[奪三振]45
評価:可もなく不可もなく(C)
支配下1年目ながら、最速154キロのストレートを武器に一時は勝ちパターンに入る活躍。与四球率4.78と制球に課題を残して全体の数字はまだまだでも、一度も二軍降格なし。オフに尊敬する五十嵐亮太の背番号「53」を引き継ぐことも決まった。
●梅野雄吾
[試合]42[勝敗]5-2[ホールド]12
[防御率]3.61[投球回]42.1[奪三振]35
評価:可もなく不可もなく(C)
7月末から9月頭まで離脱したが、2年連続40登板をクリア。防御率も前年(3.72)から改善した。来シーズンはフル回転で再び勝ちパターン入りを目指す。
●歳内宏明
[試合]7[勝敗]11-2[防御率]4.28
[投球回]33.2[奪三振]21
評価:可もなく不可もなく(C)
9月に独立リーグから加入し、10日後には一軍マウンドへ。四国で見せた"歳内無双"はならずも、最終盤まで先発ローテーションを守った。10月1日のDeNA戦では自身5年(1829日)ぶりの白星もマークしている。
※評価:よくできました(A)、まずまずです(B)、可もなく不可もなく(C)、がんばりましょう(D)、ガッカリです(E)
【投手】
●小川泰弘
[試合]20[勝敗]10-8[防御率]4.61
[投球回]119.0[奪三振]83
評価:可もなく不可もなく(C)
8月15日のDeNA戦でノーヒットノーランを達成。しかしその後から調子を落とし、
10月以降は1勝4敗、防御率8.72と苦しんだ。それでも5年ぶりの2ケタ勝利を達成し、チーム最多の20先発と意地を見せた。
●高梨裕稔
[試合]18[勝敗]3-6[防御率]4.12
[投球回]94.0 [奪三振]84
評価:がんばりましょう(D)
移籍2年目は高津監督に苦言を呈されて早期降板する試合もあり、規定投球回に届かず。チームトップの84奪三振、同2位の17先発はまずまずだが、力量的にはもう少しやれるはず。
●石川雅規
[試合]15[勝敗]2-8[防御率]4.48
[投球回]76.1 [奪三振]41
評価:がんばりましょう(D)
開幕投手を任されたものの、9試合連続白星なしの5連敗。2勝はキャリアワーストと苦しんだが、それでもチーム3位の76.1回を投げた。引退した同学年の五十嵐亮太の思いを背負い、通算200勝を目指す。
●吉田大喜
[試合]14[勝敗]2-7[防御率]5.21
[投球回]67.1[奪三振]53
評価:可もなく不可もなく(C)
7月半ばから先発ローテーションに入り、怪我なくシーズンを完走した。もっとも、K/BB1.56はチームワースト(30投球回以上)と内容はまだまだで、来季は制球力を磨き、イニング数増加を図りたい。
●スアレス
[試合]12[勝敗]4-4[防御率]2.67
[投球回]67.1[奪三振]52
評価:可もなく不可もなく(C)
2ヵ月の離脱があったものの、先発投手ではチーム2位の4勝をマーク。来日2年で16先発にとどまるも防御率2.44。投げることができれば安定した投球が見込めるので、故障との戦いを制せるかがカギ。
●清水昇
[試合]52[勝敗]0-4[ホールド]30
[防御率]3.54[投球回]53.1[奪三振]58
評価:よくできました(A)
「8回の男」に定着し、最優秀中継ぎ賞のタイトルを獲得。被本塁打率1.69と一発に泣いた一方、WHIP1.14と余計な走者を許さず、致命傷にはならなかった。
●高橋奎二
[試合]10[勝敗]1-3[防御率]3.94
[投球回]48.0[奪三振]51
評価:ガッカリです(D)
7月30日の阪神戦で8回無失点投球を見せたのがハイライト。6回以上を投げたのはこの1試合だけだった。奪三振率9.56と力はあるだけに、来季こそ先発ローテーション定着に期待がかかる。
●マクガフ
[試合]50[勝敗]4-1[ホールド]23
[防御率]3.91[投球回]46.0[奪三振]52
評価:可もなく不可もなく(C)
防御率は昨季より悪化したものの、奪三振率は8.39→10.17と大きく上昇。無人の一塁に牽制球を投じる珍場面を演じたが、2年連続50試合以上に登板するなど勝ちパターンの一角を支えた。
★投のMVP★
●石山泰稚
[試合]44[勝敗]3-2[セーブ]20
[防御率]2.01[投球回]44.2[奪三振]58
評価:よくできました(A)
3度の登録抹消があった昨季と異なり、今季は一度もなく守護神の座をキープ。K/BB5.27と投球内容も素晴らしく、10月以降は12試合連続無失点でシーズンを終え、国内FA権を行使せずに4年契約で残留した。
●長谷川宙輝
[試合]44[勝敗]1-2[ホールド]7
[防御率]5.82[投球回]43.1[奪三振]45
評価:可もなく不可もなく(C)
支配下1年目ながら、最速154キロのストレートを武器に一時は勝ちパターンに入る活躍。与四球率4.78と制球に課題を残して全体の数字はまだまだでも、一度も二軍降格なし。オフに尊敬する五十嵐亮太の背番号「53」を引き継ぐことも決まった。
●梅野雄吾
[試合]42[勝敗]5-2[ホールド]12
[防御率]3.61[投球回]42.1[奪三振]35
評価:可もなく不可もなく(C)
7月末から9月頭まで離脱したが、2年連続40登板をクリア。防御率も前年(3.72)から改善した。来シーズンはフル回転で再び勝ちパターン入りを目指す。
●歳内宏明
[試合]7[勝敗]11-2[防御率]4.28
[投球回]33.2[奪三振]21
評価:可もなく不可もなく(C)
9月に独立リーグから加入し、10日後には一軍マウンドへ。四国で見せた"歳内無双"はならずも、最終盤まで先発ローテーションを守った。10月1日のDeNA戦では自身5年(1829日)ぶりの白星もマークしている。